絵本 バルンくん

絵本 バルンくん

絵本 バルンくんの表紙です

絵本 バルンくん
◆年齢◆
読み聞かせは0〜1才から。
自分で読む場合は3才以上です

◆ジャンル◆
◆のりもの絵本

◆シチュエーション◆
◆おでかけしよう!絵本



こもりまこと作 福音館書店

初版年月日:2003年01月25日 ISBNコード:4-8340-1905-5

20ページ 20X19cm 定価600円(本体571円+税29円)


通常版はこちら!  定価600円(本体571円+税29円)

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擬音(自動車語)を翻訳しながらよんでみましょう。

バルンくんが 正面を向いています

まず表紙を見ましょう。
「ぼくはバルンくん」といってますね。
大きな口にくりくり目玉です。
めくると、

さあ でかけよう

朝です。
光の入り方で分かりますね。
シャッターが開きました。うれしそうなバルンくん。
さあでかけます。一般道に出てきましたよ。
擬音(自動車語)を翻訳しながら解説してみましょう。
これは私の勝手な翻訳です。みなさんもご自由になさってください。
「バルバルバルッ」
(行ってきます!)と聞こえますね。うれしそうなのは理由があります。いいところ、みんなもきているところへ出かけるのですから。
上り坂もへいき、どんどん上ります。
バルバルバルーッ
(どんなもんだい)って感じですね。
うねうね道も
「バルーン」(ああ、きもちいい)
S字カーブはすいすいすいー「ここはちょっと難しいのだ。 でもうまいもんでしょう」
到着!
みんな来てるぞ。うれしいね。
さあ、ならんでならんで。(ちょっと、ドキドキするね、みんなはどうかな)みんなも横目で、様子をうかがっています。
「スタート!」(おもいっきり走ってやるぞ!!)
さて、人は、バルンというちいさな自動車に、まるで自分そのものように、一体化することができます。
とくに10才くらいまで、そういう能力が強く働きます。
このいわゆる擬人化について考える場合、非常におもしろい参考文献があります。
【心の先史時代・スティーヴン・ミズン著・青土社】
(心を考古学から解明しようという研究です、私たちの知性や心が何千万年とかけてどのように発達してきたかを研究しています)
この本によると、私たちの脳には博物的知性・社会的知性・技術的知性・言語的知性などそれぞれの部屋があるそうです。
それぞれが専門的な仕事をおこなっているのですが、それらはほとんど関連せず、単独で動いていて、お互いに関連していません。
ところが、現代人類(ホモ・サピエンス・サピエンス、つまり現代の私たち)にだけ、流動的知性というものが備わっています。
これはそれぞれの部屋をつなぎ、関係させる知性のことです。そしてこの知性は「関係の中にある何か」に、意味を与えようとしてきたのです。コンピュータでいえばネットワークコンピュータが出来たわけですね。
これによって、現代人類はネアンデルタール人に比べ、小さな脳を持ちながらも、多大な文化を生み出すにいたりました。
先のバルンくんを擬人化できる能力こそ、現代人類に備わった流動的知性によるものだというのです。この本は子どもの心の発達に関する研究ではありませんので、子どもの心の発達にはあまり触れられていません。
そこで、ここから私の考えですが、10才ころまでは、それぞれの部屋自体が未完成というより、柔らかですね。
そこには自他・時間・地理的概念はないのです。そうしてそこに流動的知性が働くのですから、子どものこころは自由でしなやかなのではないかと考えられるのです。
つまりそれぞれの部屋の発達と流動的知性の発達が同時進行しているのが、子どもといえるのではないかということです。
擬人化とは、「私はこう思う、こう考える、だから私が見ているあらゆるもの、とくに動いているものは、そう思っているはずである」と考えることです。
つまりバルンくんは、つらい坂道を「バルバルバルーッ」とどんどん登りますが、それは(どんなもんだい、すごいだろ!)と翻訳できるわけですね。



内容紹介です

バルンくんは小さな自動車です。
今日はレース(かけっこ)に出場します。
「バルン バルン バルルン」
さあでかけます。
ぼくはバルンくんです。
今日はいいところにいくのです。はりきってますよ。

さあ でかけよう

「バルン バルン バルルン」
家を出て、左に曲がって、大きな道にでます。
「バルバルバルッ」
こんどは坂道です。

バルバルバルーッ

「どんどん  のぼって」
「バルバルバルーッ」
うねうね曲がった道も、「バルーン」
S字カーブも「すいすいすいー」と下ります。
「バルバルバルーン」
到着です。
ついたところは、レース場。
「きてるぞ きてるぞ バルルルル」
いろんな仲間(くるま)がきているぞ。
大きい車、ちいさな車、赤に白にオレンジ色の仲間もいます。みんなボク(バルンくん)を見ています。
「さあ みんなで はしろう ならんで ならんで…」
「スタート!」
「バルンバルン バルバルバルー ブロブローン ウオウオーン」







読み聞かせのポイント
0才児には、
「バルン  バルン」
「バルバルバルーン」
「ブロブローン」
などと、擬音だけでもでいいですし、適当に話してあげてください。
この擬音(自動車語)は、翻訳できそうですね。
「バルン  バルン  バルルン」(うれしい、うれしい、でかけるぞ)
登り道、S字カーブ、うねうね道など、その道の雰囲気にそって、読んであげましょう。
1才すぎたお子さんにはちゃんと読んであげてくださいね。
もちろんここでも、雰囲気(擬音を翻訳する感じ)が大事です。

絵本 バルンくん
◆年齢◆
読み聞かせは0〜1才から。
自分で読む場合は3才以上です

◆ジャンル◆
◆のりもの絵本

◆シチュエーション◆
◆おでかけしよう!絵本


こもりまこと作 福音館書店

初版年月日:2003年01月25日 ISBNコード:4-8340-1905-5

20ページ 20X19cm 定価600円(本体571円+税29円)


通常版はこちら!  定価600円(本体571円+税29円)

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