絵本 でてこい でてこい

絵本 でてこい でてこい

絵本 でてこい でてこいの表紙です

絵本 でてこい でてこい
◆年齢◆
読み聞かせは0〜1才から。
自分で読む場合は3才以上です

◆ジャンル◆
◆きれいな絵本

◆シチュエーション◆
◆ともだちとあそぼ!絵本



林明子 作 福音館書店

初版年月日:1998年04月15日 ISBNコード:4-8340-1529-7

20ページ 20X19cm 定価600円(本体571円+税29円)


通常版はこちら!  定価600円(本体571円+税29円)

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この絵本のことばは「だれか かくれてるよ」「でてこい でてこい」だけで、あとは、でてくるどうぶつの擬音や擬態語だけで成り立っています。

典型的な、つぎはどうなる、つぎは…という形式の絵本です。
その配列は、色や形をヒントに、順当に予測しやすいものと、意外性の組合せとなっています。
葉っぱ、みどり、めくると、白抜きのかえる、みどりのかえる。
耳からは
「だれか かくれてるよ でてこい…」
「げこ、げこ、げこ」
と聞こえてきます。
極端にいえば、絵本というものは、この見開きの2場面だけで出来ていると考えてもいいかもしれません。
ここには絵本のあらゆる要素がすでに詰まっているのです。
さて、生まれて半年すると、「見る=じっと見る」ということが本格的にはじまりますね。
おそらく、赤ちゃんは葉っぱやかえるを見たことはないでしょう。
だから最初、葉っぱのようなものがあって、「…でてこい」と聞こえてきても、それほどの関心を、もたないかもしれません。おかあさんによっては「葉っぱ、葉っぱよ」と何回も強調するかもしれませんね。
めくって、じっと見ていると、先ページと同じ形と色の中に、くっきりとした白抜きの形の何かに気づきます。白抜きの何かは、右ページのものと似ています。しかし、白抜きのものと、右ページのものは色が違っています。
その右ページのみどり色のものは、先のページや白抜きのものがのっかっているものと同じです。同じもの、似たもの、似ているが違っているものの組合せがここにあります。
そこに「げこ、げこ、げこ」と聞こえてきます。赤ちゃんは、声や音が何らかのものを表すことを同時期に知りつつありますから、「げこ、げこ」の音と白抜きのものと、みどり色をしたものが何らかの関係にあることに気づきはじめます。
そこで、先に耳から聞こえた「なにか かくれてるよ、でてこい でてこい」ということばとも、何かの関係を感じはじめます。
つづいて、違った色、形、それぞれと関係する動物が、同じように繰り返されます。また絵本は、同じを本を何回も読んであげますね。ここにも繰り返しが行われるわけです。
ここには、意味するものと、意味されるもの関係が繰り返し語られていることがわかります。
そして、この絵本はもっと大きい子にも読んであげることができます。
そうすると、
「なんだろう」
「次は何のどうぶつかな」
という疑問と予測が介在してきます。
予測は当たる場合もあれば、はずれる場合もあって、それ自体が面白いのです。また実は、ここでなにより大事なのは、疑問と予測のほうですね。
こうなると、りっぱな読書といってもいいと思います。
読み聞かせが本好きをつくるのは、赤ちゃんのときから、こういった面白さを何回も体験しているからのなです。



内容紹介です

みどりいろの葉っぱ。
「だれか かくれているよ でてこい でてこい」
でてきたのは、緑色のかえる。
池?だれかかくれているよ。
「があがあがあ」
色と大きさからのあてもの絵本ですが、繋がりも気になってきます。

緑色の 大きな葉っぱ

「だれか かくれててるよ」
「でてこいでてこい」

緑色の葉っぱと、そこから抜け出したかえる

「げこ、げこ、げこ」
みどりいろの葉っぱから、みどりいろのかえるが飛び出しました。
つぎは、左ページに赤い五角形図形が大きく描かれています。
右ページには
「だれか かくれてるよ」
「でてこい でてこい」
なんだろうね、家みたいだね。
なにがかくれているのかな。
やはり赤い家のようにみえますね。
さっとめくると、「ぴょーん、ぴょん」うさぎが飛び出してきました。
つぎはなにかな。
左ページにおうどいろの、細長い箱みたいなものが右下がりに描かれています。
「だれか かくれてるよ」
「でてこい でてこい」
おうどいろだね。細長いものだね、かくれているのは。
さっとめくると
「にょろ にょろ にょろ」
へびです。
右下がりの箱にかくれていたのは。右ページを、右肩上がりに、にょろにょろ出ていきます。
続いて、左ページに、大きな水色のおおきな丸。水たまりかな、池かな。海という子もいます。
「だれか かくれてるよ」
「でてこい でてこい」
さあ、なにがでてくるのでしょう。







読み聞かせのポイント
赤ちゃんには自らすすんで、じっと見るという行為を好んでする時期がありますね。
絵本はこの時期にもっとも大きな役割を果たすことができます。
そういった時期に、各場面をじっくり見せてあげてください。
見開き2場面を前ページに返ってでも、繰り返し見るのもよいでしょう。
また読み手が指をさして、同じや違いに注意を喚起することもいい方法だと思います。他の場面との繋がりを重視するよりも先です。
この絵本をもっと大きい子に読む場合(一歳後半から、2歳以上)では、「めくり」が大切になってきます。
それは予測を大切にしたいからで、予測する時間を保証してあげてほしいものです。

絵本 でてこい でてこい
◆年齢◆
読み聞かせは0〜1才から。
自分で読む場合は3才以上です

◆ジャンル◆
◆きれいな絵本

◆シチュエーション◆
◆ともだちとあそぼ!絵本


林明子 作 福音館書店

初版年月日:1998年04月15日 ISBNコード:4-8340-1529-7

20ページ 20X19cm 定価600円(本体571円+税29円)


通常版はこちら!  定価600円(本体571円+税29円)

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