こりゃ まてまて

絵本 こりゃ まてまて

絵本 こりゃ まてまての表紙です

絵本 こりゃ まてまて
◆年齢◆
読んであげるなら0〜1才から。

◆ジャンル◆
◆まいにち絵本

◆シチュエーション◆
◆おでかけしよう!絵本


中脇 初枝 酒井 駒子 

初版年月日:2008年05年07月 福音館書店

ISBN:4834023435  ISBN13:9784834023435

20ページ 20x2cm 定価600円(税込)

通常版はこちら!  定価600円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格800円(税込)

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「こりゃ まてまて」と、「追いつ追われつ、追いかけているつもりがいつの間にか追われていたりする」、それは動物にとって、本性に根ざしているようですね。

人の子も例外ではありません。
こうした「こりゃ まてまて」は、動き出すことができだすとすぐにはじまります。そうした歩き始めた子の姿を的確に絵本にしました。

ハイハイを存分にしているころのわらべ唄・遊びに「まて まて まて」がありますが、それを絵本にした「まてまてまて」もありますので、ここ(「まてまてまて」)をご覧ください。

信頼関係があるからこそ、追いかけられることを喜びます。それは母子一体関係からの分離の第一歩でした。
この絵本は、もう一歩進んで、動くものをみつけると、今度は自分が追いかける側にまわります。

子犬や子猫にも、動くものを追いかける習性がありますね。食べ物を求めてではありませんから、それは「遊び」ですね。遊びは動物の根源に由来しているとみて間違いなさそうです。人の子であるちいさな子の場合は、ハイハイの時期に「おいかけっこ」を楽しんでいます。しかもこの絵本の場合は、追いかけられる遊びの延長にあり、身体の成長(歩く)が前提になってますので、あきらかに、仲間を求める遊びだと考えられます。おそらくちいさな子ども本人からすれば、「おいかけっこ」ですね。自分が自分の足で追いかける側にまわったことの無限の喜びが、この「おいかけっこ」にはあります。
そして、この場合、相手は動くものすべてですので、いろんな逃げ方があること体験します。
〈本人は「おいかけっこ」のつもりでも、他の動物にとってはそうではないことを、この段階で本人は気付いてはいませんが、それはそのうち気付くことでしょう〉

こうして、同じ年齢の子の姿を絵本でみたとき、歩くこと、追いかけることの楽しさに同感することでしょう。しかも、この絵本からは、「こりゃ まてまて(追いつ追われつ)」の遊び空間がまだここに存在することも、同時に伝わってきます。また、散歩に出かける相手が「お父さん」になっているのがいかにも象徴的です。お父さんは社会性の象徴ですから、この絵本は、そうした社会性へ一歩踏み出したことも表されています。

絵本の愉しみ
この親子が散歩した道はかなり整備された公園のようですね。それでも、タンポポ、シロツメグサが咲き、溝ぶたにはトカゲがいます。そして、散歩道から少し入ると、ハルジオンが咲いています。最後の場面には、散歩道がどんなところかが描かれています。してみると、この散歩はある春の日ですね。
裏表紙では、お父さんがこの子を肩車した後ろ姿が描かれています。お父さんは、ハルジオンなどの雑草が茂ったところに入っていきました。これも野生と社会性を象徴しているのでしょうか。この子が、たくましく育って欲しいのでしょうね。





内容紹介です

春のある日、ちいさな子は散歩にやってきました。(誰と? 最後まで読むと分かります)
ちいさな子は、道端に動いているものを見つけました。
チョウです。
「こりゃ まてまて」

こりゃ まてまて

「ひら ひら ひら」

ひら ひら ひら

チョウは飛んでいってしまいました。

道端のみぞぶたの上にも何か動いています。
近づくと、それは、動きを止めて、こちらをじっと伺います。トカゲでした。
そっと手をのばして、
「こりゃ まてまて」
捕まえようとすると、
「しゅる しゅる しゅる」
あれ、いないよ。
トカゲは石垣の隙間に逃げてしまいました。

こうして、ちいさな子は、ハトやネコに出会って、
「こりゃ まてまて」
と、追いかけます。
でも、みんなどこかへ行ってしまいました。

ところが、今度は
「こりゃ まてまて」
……





読み聞かせのポイント

めくると、出来事が繰り返しおきる(逃げられてしまいます)絵本として基本構成をもっています。
めくりにメリハリをつけて愉しんでください。そうした基本絵本にもかかわらず、おいかけっこやお父さん、そしてちょっとした野性味(自然物)が加わっています。
外の世界に連れ出すころの、第一歩となる絵本です。

絵本 こりゃ まてまて
◆年齢◆
読んであげるなら0〜1才から。

◆ジャンル◆
◆まいにち絵本

◆シチュエーション◆
◆おでかけしよう!絵本


中脇 初枝 酒井 駒子 

初版年月日:2008年05年07月 福音館書店

ISBN:4834023435  ISBN13:9784834023435

20ページ 20x2cm 定価600円(税込)

通常版はこちら!  定価600円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格800円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
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「ビロードのうさぎ」  マージェリィ・W.ビアンコ/原作 酒井駒子/絵・抄訳 ブロンズ新社
「ゆきがやんだら」 酒井駒子作 学研
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「こうちゃん」 須賀敦子/文 河出書房新社
「きつねのかみさま」 あまんきみこ/作 ポプラ社
「金曜日の砂糖ちゃん」 偕成社
「ロンパーちゃんとふうせん」 酒井駒子/さく 白泉社
「赤い蝋燭と人魚」小川未明/文 偕成社
「よるくまクリスマスのまえのよる」 白泉社
「ぼくおかあさんのこと…」 文渓堂
「よるくま」 偕成社

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