絵本 ぴよ ぴよ ぴよ

絵本 ぴよ ぴよ ぴよ

絵本 ぴよ ぴよ ぴよの表紙です

絵本 ぴよ ぴよ ぴよ
◆年齢◆
読み聞かせは0〜1才から。
自分で読む場合は3才以上です

◆ジャンル◆
◆きれいな絵本

◆シチュエーション◆
◆おでかけしよう!絵本



平野剛 作 福音館書店

初版年月日:1987年06月30日 ISBNコード:4-8340-0273-X

20ページ 18X19cm 定価735円(本体700円+税35円)


通常版はこちら!  定価735円(本体700円+税35円)

「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格935円(税込)

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「あれ、おかあさんは どこ?」

生まれたばかりのひよこたちはいたずらざかり、好奇心いっぱい。つい調子にのって、遠くにいって行ってしまったのでしょうね。
このお話はここから始まります。みんないそいでいそいで、崖なんか転げ落ちながら、おかあさんの所へ急いで帰っていきます。
小さい子は、こういうことはしょっちゅうですね。気になることがあれば、ちょっとしたなりゆきや歩けることがうれしくて、そちらの方にいってしまいます。
そこにはもちろん黒猫のような危険がいっぱい。でもひよこたちは天真爛漫。
「崖」の危険については、おかあさんは気にしていない様子です。その崖は小さいし、少々のけがは必要と思っているのでしょうね。
それにひよこにとっては崖ですが、おかあさんにとっては遊びにちょどいい坂ぐらいにしか思っていません。
そしてさすがおかあさんです。子猫ぐらいだとひとにらみして、「こっこっこっこ!」と鳴くだけで、相手をすくみ上がらせてしまいます。絶大な信頼感がここにはあります。
さて、この本も赤ちゃん絵本としての、条件をすべて持っています。
《くっきりしていること》
赤い小山の稜線上の道、どっしりとしたおかあさんにわとりの輪郭線などをご覧下さい。そのほか、安定性・安心感など申し分ありません。
ただしこの絵本は、物の絵本(「くだもの」「やさい」「こんにちはどうぶつたち」他)の次の段階の絵本ですね。物語絵本への入り口。
ページをめくるたびに、小山の稜線が繰り返し目に入り、その稜線上を行列のように、ひよこたちが動いていきます。
たとえば、いち羽だけ赤っぽいひよこがいます。このひよこを追いかけると、この稜線(ストーリー)上で右へ右へ動いていきます。崖ではすべって転んだりしながら(出来事)、おかあさんのところへ到着し、じゃれついて(帰結)います。
ところがこの絵本は、ひよこが帰る(単線)だけではなく、もうひとつのお話が同時に進行する(複線)になっていますね。
それは黒い子猫のお話です。あまえるひよこを見て子猫はうらやましくなって(ストーリーの交差)、自分もおかあさんにくっつきたくなりました。
赤ちゃんがどちらか一方に、興味をもたなくてもかまいません。何回も読んであげているうちに気づくことになります。



内容紹介です

『ぴよ ぴよ』
小山の向こうから、姿を見せたのはなんだろう。
ひよこです。小山のこちら側では黒猫がお昼寝しています。
『ぴよ』
『ぴよ ぴよ』
黒猫はどうやら子猫のようです。なんだろうと目を覚ましました。
『ぴよ』
『ぴよ ぴよ』
『ぴよ ぴよ ぴよ ぴよ』
もうひよこが四羽になりました。あとからあとから、ひよこたちはやってきます。まるで行列のようです。

ひよこの行列を 黒猫がみています

「え、まだいるの…」
子猫は思いました。
『ぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよ』
『ぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよ』
「おっと、崖だよ。気をつけて」
「ほうら、やっぱりね」
「すってんころりん」のひよこもいれば、「ずずずー」と落ちていく子もいます。飛ぼうとしましたが、まだ無理ですね。
子猫はそおっとそおっと近づいていきます。

ひよこたちへ そおっと近づく黒猫

『ぴよ ぴよ ぴよ』
『ぴよ ぴよ』
『ぴよぴよぴよ』
(おかあさん、おかあさん、帰ってきたよという感じでしょうか)
『こっ こっ こっ こっ!』
おかあさんにわとりは、「かっー」と黒い子猫をにらみつけました。
『ぴよ ぴよ ぴよぴよぴよぴよぴよぴよ』(おかあさん、おかあさん)
にわとりのおかあさんは、怖そうです。子猫もおかあさん猫のところへ行きました。







読み聞かせのポイント
文章は「ぴよぴよ」と「こっこっっこっ!」だけです。
「ぴよぴよ」が「ぴよ ぴよ ぴよ ぴよ」となったり、「ぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよ」となったりします。
また「ぴよぴよ」の文字がばらばらになったり、ひっくりかえったり、赤い文字色のがひとつだけあったりします。
それらはひよこの気持ちや状態を表していると考えられます。絵の様子からその気持ちを含んだ感じで読んであげるといいですね。
また、「こっこっこっこっ!」はおかあさんにわとりが黒猫を一喝しているわけですから少し強い調子のほうがいいですね。

絵本 ぴよ ぴよ ぴよ
◆年齢◆
読み聞かせは0〜1才から。
自分で読む場合は3才以上です

◆ジャンル◆
◆きれいな絵本

◆シチュエーション◆
◆おでかけしよう!絵本


平野剛 作 福音館書店

初版年月日:1987年06月30日 ISBNコード:4-8340-0273-X

20ページ 18X19cm 定価735円(本体700円+税35円)


通常版はこちら!  定価735円(本体700円+税35円)

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