ことりのゆうびんやさん
絵本 ことりのゆうびんやさん
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絵本 ことりのゆうびんやさん
◆年齢◆
読んであげるなら2〜3才から。
◆ジャンル◆
◆科学絵本
◆まいにち絵本
◆シチュエーション◆
◆いつでもどうぞ
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ニコライ・スラトコフ原作 /松谷さやか文 /はたこうしろう絵
初版年月日:2009年03-11月 福音館書店
ISBN:4834023966 ISBN13:9784834023961
ページ 14x12cm 定価840円(税込)
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「えほんおじさんセット」はこちら! セット価格1040円(税込)
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「何が起きているのだろう」ぼくは郵便受けを見続けていました、すると、そこでは大きなドラマが起こっていたのです。
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郵便受けというのは、お母さんやお父さんがいつも気にしているところですね。郵便受けは家の戸口とおなじように、遠くの人から何か大事なお知らせが来ますからね。それで「ぼく」もいつも気にしていました。
あるとき、木でできた家の郵便受けに、キツツキが来て、口のはじに丸い穴を開けました。気にしているからそんなことにも気がつくのですね。そんなある日、今度は、セキレイ夫婦がやってきてオスのセキレイが郵便受けの中をのぞいていました。何をしているのだろう、「ぼく」と妹と家の猫は、郵便受けをずっと見ていました。
すると、セキレイ夫婦は、いろんなものをくわえてきては、まるで郵便屋さんのように、郵便受けに運び込んでいます。本当の郵便屋さんがやってくると、大騒ぎします。「手紙をいれないで!」言っているみたいです。
何が起きているのでしょう。セキレイは、自分たちこそ郵便屋さん、と思っているのでしょうか。いえ、そうではなさそうです。どうやら、郵便受けの中に巣を作ったみたいです。キツツキがあけた穴がちょうど巣への入口になったんですね。
こうして、「ぼく」たちは、いままでよりいっそう赤い郵便受けを見続けることになりました。
この本は、たとえ3・4歳の子どもにでも、「観察」というものの見方(かがくの始まりですね)の面白さ、醍醐味を体験させてくれる絵本です。そのための絵本表現にさまざまな工夫されています。
(1)文章は一人称表現
文章のほうは、「ぼく」が郵便受けやその周りで起きていることをずっと見たり聞いたりしている、一人称表現で描かれています。つまり文章は一点からですね。
(2)ところが、絵のほうは、その「ぼく」と郵便受け全体を捉えられる位置から、多少のズームイン・アウトしながらもほとんど定点観測のように、郵便受けと「ぼく」と家族の様子を描いています。
全場面のほとんどが、左ページのほぼ同じ位置に同じ構図で大きな赤い郵便受けが描かれています。これだとページをめくるたびに、郵便受けに読者の目は注がれます。ですが、中はほどんどみえません。そのわずかな変化と郵便受けのまわりやセキレイの働きや、「ぼく(一人称)」の文章、「ぼく」の表情から、中で起きているドラマを想像するよう仕向けられています。ヒナが顔を見せるのは一場面だけです。このことから、観察するというものの見方(一点を注視する視点)と、その観察する姿をもうひとつの視点でみるという二重の体験を読者はしていることになります。そして、この鳥の巣観察は、近づいてはいけない、配慮をしなければ、観察自体がなりたたない、そんな観察です。
他方、読者のもうひとつの目が、郵便受けを見ていると、蔦がどんどん延びていっているのが分かります。「時間的経過」が描かれているのです。郵便受けの高さは、郵便屋さんの背丈と比較して考えると1メートル少しでしょうか。(郵便受けは、幅2・3センチ、厚い板に取り付けられているようです)セキレイが巣をかける前には、蔦は地上20・30センチくらいでしたが、巣立ったあとでは、蔦は郵便受け口まで延びています。つまり、郵便受けの中のドラマは、それだけの期間ということになりますね。
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『ぼくの家には、木でできた古い郵便受けがあります』
ある日、キツツキが、細長い口のはじっこをつついて、丸い穴をあけました。
次には、夫婦のセキレイが飛んできて、中をのぞいていました。それからというもの、セキレイ夫婦はいろんなものを運んでくるようになりました。
本当の郵便屋さんがきて、手紙を入れようとするたびに、セキレイは、大騒ぎ! 郵便屋さんはびっくり。 それで、鳴き声が聞こえると、お母さんは直接手紙を受け取ります。
ある日のこと、郵便受けから「ぴい ぴい」声がします。
ぼくが中を見ようとすると、お母さんは服を引っ張って止めました。散歩中の犬も飼い主に止められました。
セキレイ夫婦は交代に虫を運んできます。
しばらくすると、ひなどりが……
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読み聞かせのポイント
多くの「科学絵本」が、参加型なのに対して、この絵本は「ものがたり絵本」と同じ、主人公への自己移入型です。
ですから、ものがたり絵本を読むように読んであげてください。
実際、「何が起きているのだろうか」と興味津々。
主人公といっしょにお話に集中することでしょう。
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絵本 ことりのゆうびんやさん
◆年齢◆
読んであげるなら2〜3才から。
◆ジャンル◆
◆科学絵本
◆まいにち絵本
◆シチュエーション◆
◆いつでもどうぞ
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ニコライ・スラトコフ原作 /松谷さやか文 /はたこうしろう絵
初版年月日:2009年03-11月 福音館書店
ISBN:4834023966 ISBN13:9784834023961
ページ 14x12cm 定価840円(税込)
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「えほんおじさんセット」はこちら! セット価格1040円(税込)
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●原作者 ニコライ・スラトコフさん関連図書
「森からのてがみ キツツキは森の大工さん・きかんぼうの子グマ」松谷さやか 訳 あべ弘士 絵
「北の森の十二か月(上・下)スラトコフの自然誌・文庫版」チャルーシン 絵 福井研介・ 松谷さやか訳
「おしゃべりなもり」E.シム ・N.スラトコフ 作 チャルーシナ 絵 田中友子 訳
●作者 松谷さやかさん関連図書
「はりねずみ かあさん」 M・ミトゥーリチ 絵
「こねずみとえんぴつ 12のたのしいおはなしとえのほん」 ステーエフ/さく・え
「お日さまをみつけたよ」M.ミトゥーリチ/原案絵
「イグアノドンとちいさなともだち」 V.ベレストフ/詩 小野かおる/絵 小学館
「北の森の十二か月 スラトコフの自然誌 下」 ニコライ・スラトコフ/作 ニキータ・チャルーシン/画
「金のさかな ロシアの民話」 A.プーシキン/作 V.ワシーリエフ/絵 偕成社
「赤い花と美しい娘と怪物の物語」 セルゲイ・アクサーコフ/作 マイ・ミトゥーリチ/絵 新読書社
「森からのてがみ キツツキは森の大工さん/きかんぼうの子グマ」 N.スラトコフ/文 あべ弘士/絵
「ふたりのイワン ロシアの昔話」 I.カルナウーホワ/再話 遠山繁年/絵
●画家 はたこうしろうさん関連図書
「しゃくしゃく けむしくん」 ねじめ正一 作
「ゆらゆらばしのうえで」 きむらゆういち 文
「こぶたのみっぷちゃっぷやっぷ」 筒井頼子/ぶん 童心社
「みっぷちゃっぷやっぷうみにいく」 筒井頼子/ぶん 童心社
「なつのいちにち」 はたこうしろう/作 偕成社
「しりとりあいうえお」 石津ちひろ/文 偕成社
「ちいさくなったパパ」 ウルフ・スタルク/作 菱木晃子/訳 小峰書店
「パーシーとアラビアの王子さま」 ウルフ・スタルク/著 菱木晃子/訳 小峰書店
「圧力ガンガン 科学であそぼう9」 滝川洋二/文 岩波書店
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- 2009年08月25日 10:00
- from 忍者大好きいななさむ書房
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