くろうまブランキー

絵本 くろうまブランキー

絵本 くろうまブランキーの表紙です

絵本 くろうまブランキー
◆年齢◆
読んであげるなら2、3才から。
自分で読むなら小学校低学年向き。

◆ジャンル◆
◆ファンタジー絵本

◆シチュエーション◆
◆おやすみの前に絵本


伊東三郎再話 /堀内誠一画  福音館書店

初版年月日:1967年11月15日 ISBNコード:4-8340-0123-7

20ページ 27X20cm 定価840円(税込)

通常版はこちら!  定価840円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1040円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
季節の日記、えほんおじさんのノートなどがついてくるセットです。
くわしくはこちら!





フランスのフレネ学校の共同創作されたテキストを原作とし、雑誌「アンアン」「ポパイ」などのデザインを担当した、天才・多才堀内誠一さんの絵本デビュー作品。

優しくて静かなクリスマス絵本。

*フレネ学校
セレスタン・フレネ(1896〜1966・フランス)が、1920年代に始めた「子どもの生活、興味、自由な表現」から出発し、印刷機や様々な道具、手仕事を導入して芸術的表現、 知的学習、個別教育、協同学習、協同的人格の育成を図る教育法。
現在では、フランスの公立学校では約1割の教員が 実践、スペイン、ドイツ、ブラジルなどへも広がっている。(フレネ教育研究会HP参照)日本でもフリースクールなどに導入されている。

文が「作」ではなく、「再話」となっていることにお気づきでしょうか。この絵本は、上記フレネ学校の子どもたちが共同制作したお話が元になっています。

フランス・フレネ学校の共同制作
そのために、文章も展開も実にシンプルで余分なものはいっさいありません。
子どもが描いた絵を子ども自身に聞くと、「今、何々しているところ」と、「絵」について、描かれた理由と物語を聞かしてくれます。
同じように、このテキストにも、「いま、…をしています」という文章が二カ所あります。
1、『いま、ブランキーは、おおきな石を積んだ重い荷車を引いています。(4ページ)』
2、『…、いま、サンタクロースの足下で、眠るところです。(18ページ)』
おそらく、この二場面は、子どもたちのイメージか、あるいは絵が最初にあったものと思われます。どちらが先にあったのか、どの子が発案したのかはわかりませんが、こうしたイメージが提出されるや、その前後の物語を、子どもたちは次々展開していったものと思われます。そして、共同創作の場合、それは「ごっこ遊び」と同じく、疑問はすぐさま、他の子によって修正されて、共通イメージになっていきます。ですから、共通イメージの根幹、ストーリーとお話の成り立ちは、「ごっこ遊び」のルールに似て、シンプルでくっきりしているのではないでしょうか。したがって、この絵本の読者の子どもたちは、すぐに、この「ごっこ遊び」に参加でき、イメージを共有することになるだろうと思います。
もうひとつの、「疑問」への修正あるいは合理性
たとえば、「ソリ」は銀で出来ているらしいのです。ご存じだったでしょうか。ソリがちっとも音をたてない理由はどうしてなのでしょう。こうした疑問への答えは、実に子どもらしい想像力に支えられています。

小さきものの優しさと願い
「自己」が芽ばえはじめるや、子どもたちは、常に小さきもの、弱きものに自分の気持ちを寄せ始めます。(もちろん、それをときどき忘れ、好奇心や自我のままにふるまいますが)
このくろうまブランキーには、自分たちが投影されています。この作品が、優しさにあふれているのは、そうした子どもたちの心情のあらわれだからですね。そうして、自分たちが小さきものである内は、大いなるものに憧れるとともに、保護されているといつも感じています。その大いなるものの代表が、「サンタクロース」なのではないでしょうか。

絵本の愉しみ
こうした子どもたちの意を汲んで、この絵本を作り上げたのは一級の芸術家です。子どもたちの想像をさらに拡げなければ、それは、子どもたちが創作した良くできたお話にすぎず、絵本とはなりませんね。子どもたちの心情のこまやかさに訴え、想像をもっと拡げてくれる場面は、たとえば、『家は立派にできました。でも、ブランキーは外で寝ます。雨の降るときは木の下。夜になると星をながめます。(6から9ページ)』のブランキーの表情をご覧下さい。さらに、画家は、最後の場面『…、いま、サンタクロースの足下で、眠るところです。(18ページ)』と表紙・裏表紙で、今現在のブランキーがどのような境遇にあるかをかいま見せてくれます。その後のブランキーに想像を膨らませることができます。





内容紹介です

『はらっぱの まんなかの、ちいさい おひゃくしょうの ところで、まっくろな こうまが うまれました。
 こうまの なは、ブランキー』

ブランキーは一生懸命働きました。

主人はお金持ちになりました。
でも今、ブランキーは、大きな石を運んでいます。主人の家を建てるためです。

家は立派にできました。

りっぱな いえが できました。〜

でも、ブランキーは外で寝ます。雨の降るときは木の下。夜になると星をながめます。
ブランキーの小屋はつくってくれなかったからです。

ブランキーは年をとり、大きな荷物を運ぶことができなくなりました。
「この、おいぼれ馬め!」
主人は棒で叩きました。
ブランキーは、道の上に倒れてしまいました。

そのばんは、ちょうど、くりすますの ばんでした。〜

その晩は、ちょうどクリスマスの晩でした。
サンタクロースが天からそおっと降りてきました。
サンタは、うずくまるブランキーの首を静かになでました。
ブランキーは元気をだして立ち上がりました。
「お前は、わしについてこないかな」





読み聞かせのポイント

フランスの子どもたちが創作したお話が元になっているだけに、出来事の根拠が明瞭です。
読んであげるだけで納得してくれるでしょう。
読み終えた後、表紙と裏表紙を見開きで見せてあげてください。
この場面に、物語の余韻が描かれています。

絵本 くろうまブランキー
◆年齢◆
読んであげるなら2、3才から。
自分で読むなら小学校低学年向き。

◆ジャンル◆
◆ファンタジー絵本

◆シチュエーション◆
◆おやすみの前に絵本


伊東三郎再話 /堀内誠一画  福音館書店

初版年月日:1967年11月15日 ISBNコード:4-8340-0123-7

20ページ 27X20cm 定価840円(税込)

通常版はこちら!  定価840円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1040円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
季節の日記、えほんおじさんのノートなどがついてくるセットです。
くわしくはこちら!





関連絵本はこちら!

●再話者 伊藤三郎さん関連図書
「ザメンホフ エスペラントの父」 岩波新書

●画家 堀内誠一さん関連図書
「たろうのおでかけ」 村山桂子 作
「ぐるんぱのようちえん」 西内ミナミ 作
「こすずめのぼうけん」 ルース・エインズワース 作 石井桃子 訳
「くるまはいくつ」 渡辺茂男 作
「たろうのひっこし」 村山桂子 作
「てんのくぎをうちにいった はりっこ」 かんざわとしこ 作
「パンのかけらとちいさいあくま リトアニア民話」内田莉莎子 再話
「きこりとおおかみ フランス民話」 山口智子 再話
「ちのはなし」 堀内誠一 文・絵
「ほ ね」 堀内誠一 文・絵
「どうぶつしんぶん」 岸田衿子 文 松竹いね子 文 谷川俊太郎 文
「いっぽんの鉛筆のむこうに」 谷川俊太郎 文 坂井信彦 写真
「おやゆびちーちゃん」 アンデルセン 作 木島始 訳
「雪わたり」 宮沢賢治 作
「ロボット・カミイ」 古田足日 作
「おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ」 ジャンヌ・ロッシュ=マゾン 作 山口智子 訳
「銀のほのおの国」 神沢利子 作
「秘密の花園」 フランシス・H・バーネット 作 猪熊葉子 訳
「ほりうちせいいち絵はがきの本」
「おじいさんがかぶをうえました」 月刊絵本「こどものとも」50年の歩み 
「絵本の世界・110人のイラストレーター1・2」 堀内誠一 編

◇同じジャンルの絵本はこちら!

絵本 サンタクロースとぎんのくま のページへ

サンタクロースとぎんのくま

絵本 はるかぜのホネホネさん のページへ

はるかぜのホネホネさん

絵本 くだもの だもの のページへ

くだもの だもの

絵本 絵本 はまうり のページへ

絵本 はまうり



◇同じシチュエーションの絵本はこちら!

絵本 ハナさんのおきゃくさま のページへ

ハナさんのおきゃくさま

絵本 絵本 ふゆじたくのおみせ のページへ

絵本 ふゆじたくのおみせ

絵本 にんじん のページへ

にんじん

絵本 おやすみなさいのほん のページへ

おやすみなさいのほん




知っていましたか?日本の絵本の90%はホンモノではないんです。
えほんおじさん アメリカのNASAが教育に取り入れた絵本を知っていますか?
絵本1冊を描くのにかかる年数は?

絵本の読み聞かせ暦30年。
絵本の知識は日本屈指のえほんおじさんだからこそ選べる1冊を あなたにお届けします。
何か質問がありましたら、ご遠慮なくどうぞ!

質問!
FAXでのご注文お支払い方法

◆FAX:086-281-6857
FAXは、これをプリントアウトしてくださいね。


郵便代引、金融機関へ振り込み、クレジットカードの3種類からお選びいただけます。

    メリットデメリット
郵便代引・到着が早い
・銀行に行くなどの手間がかからない
・手数料が250円かかる
・1冊だと、時間指定ができない
金融機関へ入金・手数料が安い・振り込み確認後の発送なので、多少遅くなる(※1)
・金融機関へ行く必要がある(※1)
クレジットカード・手間がかからない・カード会社様に確認後の発送なので、多少遅くなる
※1 ネットで決済の場合、これらのデメリットはなくなる上、手数料も安い場合が多いので、特にお勧め!です。

お客様がEバンク銀行の口座を持っていらっしゃる場合、手数料は無料ですよ!

返品交換配送について
全国一律250円(税込)
配送先一ヶ所につき2,500円以上ご注文いただいた場合、
送料は無料です!
◆万一商品が破損・汚損していた場合商品の配達後10日以内にメール、もしくはFAXにてご連絡ください。この場合の送料は当社で負担いたします。
質問プライバシーの保護
質問! ◆「えほんのくに きび」では、お客様の個人情報であるお名前、ご住所、お電話番号等をいっさい外部にもらすことはございません。プレゼント等に関しても同様ですので、安心して応募してくださいね。

Trackback on "くろうまブランキー"

このエントリーのトラックバックURL: 

"くろうまブランキー"へのトラックバックはまだありません。

Comment on "くろうまブランキー"

nassau county clerk of court

  •   Vani
  • 2008年11月20日 10:24

nassau county clerk of court

  •   Vani
  • 2008年11月20日 10:24

コメントする

コメントする
(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •  

Copyright 2004-2007 えほんのくに きび 「えほんおじさんのぶろぐ:くろうまブランキー」ページトップへ。