ピーのおはなし

絵本 ピーのおはなし

絵本 ピーのおはなしの表紙です

絵本 ピーのおはなし
◆年齢◆
読んであげるなら2〜3才から。

◆ジャンル◆
◆ファンタジー絵本

◆シチュエーション◆
◆あかちゃん生まれた!絵本


きもと ももこ  

初版年月日:2008年05月 福音館書店

ISBN:4834023478  ISBN13:9784834023473

31ページ 21x2cm 定価945円(税込)

通常版はこちら!  定価945円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1145円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
季節の日記、えほんおじさんのノートなどがついてくるセットです。
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お母さんやお父さんが、喜んでくれるのは、ちいさな子にとってもうれしいこと、そのため、ちいさな子はけなげな努力を惜しみません。

子犬のピーは、うちにもうすぐ赤ちゃんがやってくることを知ってました。楽しみなのに、どうしたわけか、きょうは朝からお母さんがとても苦しそう。お母さんを何とか喜ばせてあげなければなりません。そこで、お母さんの大好きないちごを採りにいきます。

他者を思いやる心の発生
うれしいとか悲しいとかという感情が生まれてくるのは、どこからでしょうか。それはおそらく最初は「お母さんが今ここに見当たらない」という喪失感からだと思われます。その喪失感が回復されたときわいてくるものがうれしさだと分かったとき、その逆の、先にあった喪失感が「哀しみ」ではないかと思います。でも、それらの感情は近親者との同期的なもので、お母さんが悲しがっていたりすると、無理に笑顔にさせたりすます。お母さんが苦しがっていたりすると、なんとか喜んでもらわないと、自分が苦しくもなります。そうして、うれしさの積み重ねが喜びだと分かると、そうではない時、それはやはり回復させなければなりません。お母さんとの同期的な感情こそが、他者への思いやりの根底にあることは間違いなののではないかと思われます。
お母さんの苦しみを何とかしたい、そうしないと自分が悲しくなってしまうからこそ、子犬ピーは苦難の旅(いちごを採りにいく)もいとわないのではないでしょうか。
もうひとつ、ピーのお母さんへの思い(お母さんの喜ぶ顔がみたい)があふれている場面があります。
「いちごをいっぱいとりました」
ピーは籠をいっぱいにしただけではありません。籠いっぱいにするだけではたりないあふれるような思いは、持って帰る工夫によくよく現れています。

援助者
昔ばなしの場合、旅に出て苦難にあったとき必ず援助者が現れます。なぜ、突然援助者が現れるのでしょう。昔ばなしには必ず三番目に旅に出る主人公に援助者が現れます。それは1番目、2番目があるからこそ、三番目に現れるのです。
ところが、この絵本の主人公ピーは、最初からひとりでいちご採りにでかけます。そして、行く手に、ちいさな子犬にとって大河ともいうべき苦難にであうのです。ここで援助者として現れるのが魚たちです。それから帰りには、鳥が援助者になります。
どうして、そんなにうまくいくのでしょう。
それにはちゃんとした理由があります。
そのことは、この絵本の場合、表紙絵と扉絵が語っていることがヒントになるでしょう。

絵本の愉しみ
ベストセラー絵本「うずらちゃんのかくれんぼ」の続編?? かと思わせるほど、作者独特の色使いが印象的です。でも、それだけではなく実際に、「うずらちゃんとひよこちゃん」が川辺で、今日もいっしょに遊んでいます。





内容紹介です

『ピーは、おとうさんと おかあさんと 3びきで くらしています』
もうすぐ、赤ちゃんがやってきます。

「お母さん、きょうはどうしたのかなあ」
とても苦しそう。

きょうは おかあさんが〜

ピーは、いいことを思いつきました。
「ぞうだ、おかあさんの だいすきな いちごを とってこよう」

ピーは、かごを担いで川岸までやってきました。
「向こう岸の 赤いのは いちごかな」

ピーは川を飛び移ろうとしました。
ところが、ドボーン。
「だれか たすけてー」

「だれか たすけてー!」

そこへ、魚たちがやってきて、助けてくれました。
やっとのこと、向こう岸に上がることができました。
それから、ピーが歩いていくと、
なんと、そこにはいちごがいっぱい。

ピーは夢中でいちごを採りました。
気がつくと、すっかり遅くなっていました。

帰ろうとすると、小鳥たちがやってきて、
近道を教えてくれます。

ところが、帰りにも川を渡らなければなりません。
「また落ちたらどうしよう」
……





読み聞かせのポイント

表紙(および扉絵)と裏表紙がとても大事な絵本です。
ピーの家へ赤ちゃんがやってくる前とその後の物語も描かれてします。
ゆっくり読んで、各場面の絵をしっかり見せてあげてください。

絵本 ピーのおはなし
◆年齢◆
読んであげるなら2〜3才から。

◆ジャンル◆
◆ファンタジー絵本

◆シチュエーション◆
◆あかちゃん生まれた!絵本


きもと ももこ  

初版年月日:2008年05月 福音館書店

ISBN:4834023478  ISBN13:9784834023473

31ページ 21x2cm 定価945円(税込)

通常版はこちら!  定価945円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1145円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
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