タンゲくん

絵本 タンゲくん

絵本 タンゲくんの表紙です

絵本 タンゲくん
◆年齢◆
読んであげるなら4〜5才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆まいにち絵本

◆シチュエーション◆
◆ともだちとあそぼ!絵本


片山 健  

初版年月日:1992年10月 福音館書店

ISBN:4834011631  ISBN13:9784834011630

32ページ 28x20cm 定価1260円(税込)

通常版はこちら!  定価1260円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1460円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
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主人公の女の子が、見たこと、思ったこと、想像したこと、その気持ちは、読者である子どもたちに極めて身近ですから、きっとすぐに共感されることでしょう。

小さな子にとって、おもちゃやぬいぐるみは必需品ですね。そういったものにもは命があって、自分と同等の分身です。その次ぎにくるのがペットです。ペットはそうはいきません。ペットは家族と他人の中間にいて、「他者」との関係を取り結ぶ最初の契機となります。
特に、猫の場合は、猫のほうが自己中心的ですから、自分(子ども)の意志通りになってくれません。ぷいと出ていったり、外で会ってもしらんぷりしたりします。そのくせ、晩にはちゃんと帰ってきて、身をよせて食べ物をねだったり、寝るときには、ちゃっかり寝床にきたりします。ですから、猫とのつきあいは、どうしても自分を押さえたり、心配したり、あらぬ想像もしなければなりません。こうした他者を思いやることが、自己発見の出発になるのですね。この絵本は、そんな女の子の出発点を描いています。

〈文体〉
この絵本は、主人公(幼児か小学1・2年生の子)が書いた日記のような文体で書かれています。それ故、主人公が見たこと、思ったこと、想像したこと、そのときの気持ちがそのまま伝わってきます。同年代の子にはすぐわがことのような感じになることでしょうね。

〈絵の魅力〉
絵についても同じことが言えます。子どもが描く絵と同じように、客観性よりも、主観的な感情がこもった絵です。ですから、タンゲくんはいつも大きく描かれます。表紙をご覧下さい。この絵からも主人公の女の子は、タンゲくんを堂々とした立派な猫だと思っていることが分かります。とはいえ、絵本画家第一人者の作品ですから、「絵」も大いに物語ります。第二場面に家族四人の食事場面が描かれています。文体が主人公側からのみ書かれているのに対し、絵はこの家族がどんな家族なのかが示唆されています。お姉ちゃんも優しそうですね。第三画面では、主人公がどんな絵本が好きなのかも分かります。お母さんは優しい人ですが、家族にはちゃんとお手伝いをさせます。食事のあとはお父さんも後かたづけを手伝います。帰ってこないタンゲくんを心配する場面では、主人公はタンゲくんにも家族があるのではないかと想像しますが、その想像された父さんであるタンゲくんの存在感は、おそらく主人公の父さんが前提になっていると思われます。





内容紹介です

表紙+裏表紙\\\

『あるひ わたしたちが ばんごはんを たべていると、いっぴきの みたこともない ねこが のっそり はいってきました』
猫は片方の目がつぶれていましたが、とても立派。その猫は当たり前のように私のひざにのりました。明くる朝も目が覚めると、私のふとんの上でのどをゴロゴロならしていました。
お父さんが「タンゲくん」という名前をつけ、うちの猫になりました。
タンゲくんが、お姉ちゃんの机の上にいるときは、お姉ちゃんも私の机で勉強します。タンゲくんは虫取り名人。トカゲやバッタや気味の悪い虫をとってきては、家族をびっくりさせます。それなのに、掃除機をとても怖がります。満月の夜は家中走り回ります。
『へんな タンゲくん』
「タンゲくんは私の猫だよね」
でも、そんなとき、タンゲくんは「カ、カ、」とないて、すっと外へ出て行きます。
外で、タンゲくんが何をしているか知りません。外では私のことしらんぷり。
「他の子のところかな、遠い山でタンゲくん家族と過ごしているのかな」どこかで猫のケンカの声をきくと、「かてばいいな」「目が悪いからまけるかな」いろんな想像をしてしまいます。

でも、でも晩になると、帰ってきて私のつくったご飯を食べてくれます。
それから、……





読み聞かせのポイント

絵本の裏表紙は、表紙と繋がっている場合と、そうではなく「落ち」「余韻」になっている場合があります。繋がっている場合のおおくは最初に見開きで見せてあげた方がいいですね。この絵本もそうです。相対する堂々とした姿に、読者は目を奪われ、どんな猫だろうとつい引き込まれてしまいます。
読み終えた後も、もう一度見開きで表紙と裏表紙を見せてあげましょう。タンゲくんがどんな猫だったか、あらためて納得することになるでしょう。

絵本 タンゲくん
◆年齢◆
読んであげるなら4〜5才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆まいにち絵本

◆シチュエーション◆
◆ともだちとあそぼ!絵本


片山 健  

初版年月日:1992年10月 福音館書店

ISBN:4834011631  ISBN13:9784834011630

32ページ 28x20cm 定価1260円(税込)

通常版はこちら!  定価1260円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1460円(税込)

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