絵本 ぼく、だんごむし

絵本 ぼく、だんごむし

絵本 ぼく、だんごむしの表紙です

絵本 ぼく、だんごむし
◆年齢◆
読んであげるなら、4、5才から
自分で読むなら小学校1、2年生から


◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆みんなでわいわいな絵本



得田之久 文:たかはしきよし 絵

編集・発行 福音館書店
発売 福音館書店

初版年月日:2005年04月15日 ISBNコード:4-8340-2083-5

28ページ 26X23cm 880円(本体838円+税42円)


通常版はこちら!  定価880円(本体838円+税42円)

「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1080円(税込)

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今や、幼稚園や保育園では、最大の人気者になっただんごむしの絵本です。

だんごむしは、私たちの子どもの頃(かれこれ半世紀前)には、嫌われたいきものでした。自然児であった私は、今でもさわるのをはばかります。今の子どもたちには、どうしてこんなに人気があるのでしょうね。
理由のひとつは、園庭に「いきもの」が少なくなったからではないでしょうか。子どもたちは小さないきものが大好きです。そんな子どもたちが、見つけることのできるいきもの、それが「だんごむし」ではないかと疑っています。
少なくなったのは、園庭がきれいに整備され、他のいきものたちにとっては食べものが減ってしまったからだと考えられます。そんな悪条件の中でいきることができるのがだんごむしというわけです。
この絵本では、このことには触れられていません。
けれども、園庭のような悪条件の中でも生きていられる生命力を「だんごむし」は持っていることがあきらかにされています。
そして、人間に近しいところ(園庭や街中)で生きていくほうがたやすい理由も描かれてします。
なんでも食べることは、生命力の大きさをしめしています。でもそれ以上に驚くことは、コンクリートや石を食べることです。
ほかにも、「だんごむし」には、びっくりするところがいくつもあります。
四角いうんち、脱皮した皮を食べる、脱皮の仕方、昆虫ではなくカニやエビの仲間だということなどです。
子どもたちは、もともとだんごむしが好きですが、私はこの絵本から親近感をもつことができるようになりました。みなさんはいかがでしょうか。



内容紹介です

ぼくはだんごむし。
ぼくたちは街中のほうが住みやすいんだ。
何故かって?
じゃあ、ぼくたちの生活をみてるとわかるよ。
ぼくたちがえさを探しに出かけるのは夜が多い。
食べるものは、枯れた植物や死んだ虫、ペットフード、新聞紙、段ボール。だから「自然の掃除屋」って呼ばれるよ。
食欲はすごい。

「ぼくたちの しょくよくは すごい!」

コンクリートや いしだって。

こんな大きな葉っぱだってもりもり食べるよ。
食べるとすぐ、うんちをするんだ。
「四角い」うんちをね。
『そうそう、ぼくたちには ほかに とても ふしぎな たべものがあるんだ』
『なんだか わかる?』
それは、コンクリートや石。
これがないと、体がうまく育たないみたい。
だから、人間が暮らしている近くのほうがいいんだ。
ぼくらの周りには敵がいっぱい。
ありも怖い相手だ。
だから、まあるくなる。堅い殻が体を守ってくれる。
ぼくたちは、何回も脱皮して、大きくなる。
(脱皮は小さくなった洋服を脱ぐのに似ている)
ぼくたちの脱皮の仕方はちょっと変わっているよ。
まず最初の日、うしろ半分の皮をぬぐ。次の日、まえの半分。
脱皮した抜け殻は必ず食べてしまう。栄養があるからね。
お母さんだんごむしは、お腹の下の薄い膜のなかにたまごを生んで大切にそだてる。あかちゃんだんごむしは、しろっぽくて、ゴマ粒みたいに小さい。でもお母さんにそっくり。
ぼくたちのこと、昆虫と思っている人多いかもね。
でも違うよ。昆虫の足は6ぽん。ぼくたちの足はいっぱい。
ぼくたちは、カニやエビのなかまさのさ。
ぼくたちは、冬のあいだ地面の下にもぐっていっしょに眠る。
暖かくなると、出てくる。庭や公園の花壇のなか、保育園や幼稚園の庭にもいるよ。さわるときはそっとね。
じゃあ!







読み聞かせのポイント
子どもたちは、園庭や庭の隅で、だんごむしを探し、いっしょに遊んでいますね。こうしただれもが知っていたり、経験していて、それぞれに不思議におもったり、何かしら発見したりしているものについての絵本は、集団読み聞かせにいいですね。
読んでいる途中に、子どもたちは自分の知っていることを、確認したり、知らないことにびっくりしたりする声を上げてくれます。
そうすると、今まで興味を持っていなかった子どもたちまで、「だんごむし」に興味を持ち始めます。このような経験の交流が集団読み聞かせでは成立します。わいわいとみんなで楽しみましょう。
しかもこの絵本は、「だんごむし」が直接子どもたちに語りますので、だんごむしとともだちになれるはずですよ。

絵本 ぼく、だんごむし
◆年齢◆
読んであげるなら、4、5才から
自分で読むなら小学校1、2年生から


◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆みんなでわいわいな絵本


得田之久 文:たかはしきよし 絵

編集・発行 福音館書店
発売 福音館書店

初版年月日:2005年04月15日 ISBNコード:4-8340-2083-5

28ページ 26X23cm 880円(本体838円+税42円)


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