くろいマントのおじさん

絵本 くろいマントのおじさん

絵本 くろいマントのおじさんの表紙です

絵本 くろいマントのおじさん
◆年齢◆
読んであげるなら4〜5才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆ファンタジー絵本
◆きれいな絵本

◆シチュエーション◆
◆おやすみの前に絵本


金森 宰司

初版年月日:2000年06月 福音館書店

ISBN:4834016765  ISBN13:9784834016765

32ページ  30X22cm 定価1365円(税込)

通常版はこちら!  定価1365円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1565円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
季節の日記、えほんおじさんのノートなどがついてくるセットです。
くわしくはこちら!





ぼくが町の広場で遊んでいると、町の門をくぐって、くろいマントのおじさんがやってきました。

どこか西洋風なこの町は、どこにあって、どんな町なんでしょうか。この町の中心には教会と広場とがあり、周囲の壁で内と外の世界が隔てられています。そして、「門」だけが外の世界とを結ぶ通路になっています。ぼくは広場でラッパを吹いて犬と遊んでいました。これが内側の世界の日常です。

そこへ、
小さなカバンと大きなカバンをもった、くろいマントのおじさんが、「門」を通ってやってきました。(外側世界の進入です)
おじさんは、小さいほうのカバンをあけ、笛をとりだし吹き始めます。すると、いつの間にか、小鳥たちが集まり、町の人たちも集まってきました。
おじさんの吹く笛は、変わった形をしています。この笛は「ぴーぴろろ」と鳴りますが、それは聞こえる音以上に、この町の日常を変える力ある音色だったと思われます。こうして、この広場の日常に異空間が生まれました。
異空間では、不思議な出来事が起きます。
おじさんは、大きなほうのカバンから気球をとりだし、膨らませます。気球はみるみる空に広がりました。
おじさんに、「のるかい?」誘われると、思わずひざに乗って、空に上っていきました。そして笛とラッパの合奏をしながら、「ゆーらゆら」と無限に広がる外の世界を楽しみました。異空間体験ですね。
ところが、気球は大きな鳥によって破られてしまいます。
とたんに、日常への落下です。でも、おじさんは、ゆっくりこの世界へ戻る方策をとることができます。
ひっかかった気球の縄を教会の塔からを地上に渡し(町の人たちも手伝いますが)、綱渡りで地上に降り立ちます。拍手喝采。ぼくも、町の人たちも非日常体験をしました。

こうして、くろいマントのおじさんは、また「門」を通って帰っていきました。不思議な笛をぼくに託して。

さて、くろいマントのおじさんとは、いかなる人物だったのでしょう。サーカスの人?? また、変わった形の笛は今後のぼくにどんな影響をもたらすでしょうか。すくなくとも、この笛を吹くたびに、ぼくは、大空の旅(異空間=外の世界・非日常)を思い出すことになるでしょう。

裏表紙(教会の塔に大きいほうのカバンがひっかかっています。そのカバンの上に、鳥が巣をつくり、卵を温めています)は、単にユーモアなのでしょうか。それとも、この卵は変わった形の笛を象徴しているのでしょうか。





内容紹介です

『ぼくが ひろばで あそんでいたら、くろい マントの おじさんが やってきた』
おじさんは、持っていた小さなカバンから、変わった形の笛をとり出し、吹き始めました。小鳥や町の人たちも集まってきました。

おじさんは マントを〜

今度は大きいほうのカバンをあけると、気球が「ふうわーん」空に広がりました。

ふうわーん〜

「のるかい?」
とおじさんはぼくにいいました。
ぼくがおじさんのひざにのると、気球はみるみる上っていきました。
ぼくはラッパをふき、おじさんは笛をふきます。
「ぴろろろ ぷるるる ゆーらゆら」

「あっ」
そこへ、大きな鳥が近づいてきて、気球をつつきはじめました。

「ぱーん」
「わっ、たすけて」
気球は風に流され、教会の塔にひっかかりました。
おじさんは、気球の綱を塔に結びました。
町の人たちがそれをひっぱります。
綱がぴーんと張られました。

すると、おじさんはぼくを肩車して、綱の上をゆっくり歩き始めました。綱渡りです。
「ゆっくり ゆっくり」
……





読み聞かせのポイント

ふと漏らす感想さえ、どう表現していいかわからないでしょう。
特に、このような空の旅・綱渡り体験は、こころの底に住み着くタイプの絵本ですね。
読み終えたらそっとしておきましょう。

絵本 くろいマントのおじさん
◆年齢◆
読んであげるなら4〜5才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆ファンタジー絵本
◆きれいな絵本

◆シチュエーション◆
◆おやすみの前に絵本


金森 宰司

初版年月日:2000年06月 福音館書店

ISBN:4834016765  ISBN13:9784834016765

32ページ  30X22cm 定価1365円(税込)

通常版はこちら!  定価1365円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1565円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
季節の日記、えほんおじさんのノートなどがついてくるセットです。
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  • 2009年11月16日 15:56
  • from ロドリゲスインテリーン

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