おしょうがつ

絵本 おしょうがつ

絵本 おしょうがつの表紙です

絵本 おしょうがつ
◆年齢◆
読んであげるなら4、5才から。
自分で読むなら小学校低学年から。

◆ジャンル◆
◆ことば絵本

◆シチュエーション◆
◆おやすみの前に絵本


作 松野正子:絵 ましませつこ 教育画劇

初版年月日:1992年11月 ISBNコード:4-87692-042-7

27ページ 26.4x18.8cm 定価1,260円(本体1200円 + 税60円)

通常版はこちら!  定価1,260円(本体1200円 + 税60円)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1460円(税込)

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なんだかうきうき、どきどきする師走の喧噪に較べて、お正月は晴れがましい気分があるのに、「ひっそり」「うっとり」「ぐったり」と静かな時間が流れるような気がします。

『おしょうがつのあさは、
 ひっそり しずか』

『おしょうがつのひるは、
 うっとり しずか』

『おしょうがつのよるは、
 ぐったり しずか』

(1)年神さま=おしょうがつさん
おそらくそれは、これ以上ない安心をもたらす「年神さま=おしょうがつさん」が訪れてきてくれているからではないでしょうか。
現代人の生活が大きく変わってしまったとはいえ、私たちの心の奥底に、今でも消えずに「年神さま=おしょうがつさん」への特別な思いが残っているのではないでしょうか。
私たちは1年間も生きていると、身も心も汚れ疲れてきます。実際1年の間にはいろんなことがありました。その多くは嫌なことの方が多かったですね。
でも「おしょうがつさん」は、そんな1年をすべて浄化し、すべて受け入れてくれるのですから、「おしょうがつさん」ほど包容力のある存在はいないのです。そして全く新しい未経験の1年を贈ってくれます。いきおい新しい1年に期待をせずにいられません。
そんな元日は、晴れがましくも静かに始まるのではないでしょうか。
だから、私たちは「おしょうがつさん」といっしょにご馳走を食べながら、こんなことがあったなどと大いにしゃべります。「おしょうがつさん」はうんうんと聞いてくれます。
あるいは技芸を見てもらい、いっしょに遊び楽しみます。
たとえば、この絵本の「ぼく」は、何歳でしょうか。独楽回しはできませんね。まだひもの持ち方を習得していないですからね。でも、来年「おしょうがつさん」がくる頃には、きっと上手になっていることでしょう。

(2)お年玉
「玉」とは「たましい(魂)」のことですね。魂が私たちの身から抜けてしまうということは、すなわちあちらへ行ってしまうことです。(1)に書いたように、魂(玉)は1年もすると傷つき疲れ汚れてきます。だから魂(玉)は、補修したり、入れ替えたりしなければなりません。
「おしょうがつさん」が毎年やってくるのは、この魂(玉)を新しくするためです。
ではなぜ、魂(たましい)は玉の形をしているのでしょうか?
玉子をイメージしてくださるとおわかりでしょう。どうも魂は玉子のようなものに入っていて、新しい息吹はその殻を破って出てくる(生命の始まり)と考えられていたようです。(例=世界玉子、イースターの祭り=復活祭など)
お正月は今の新暦では真冬ですが、本来は「新春」です。つまりお正月は春を迎える行事で、春の新しい息吹を人の側にも採りこむことによって、再活性化、復活、リセットを願いました。
お年玉はこの儀式の象徴的な「もの」のイメージにあったと考えられます。
こうやって再活性化した私たちは、また1年希望をもって生きていくことができます。





内容紹介です

『おしょうがつのあさは、
 ひっそり しずか』
新しい年、新しいお日さま、
風も水も火もみんな新しい。

あたらしいとしの あたらしい〜

『あけまして おめでとう』
みんな、あけましておめでとう。

いいこといっぱいありますように、おねえちゃんと初詣。
ぼくは奴だこを買いました。

それからみんなで遊びます。
「かっかかっ
 こーん こん
 しゅうっ」
『おしょうがつのおと』

お正月は、みんなきれい、みんなにこにこ。

『おしょうがつのひるは、
 うっとり しずか』
みんな出かけました。トムとみーこはお昼寝。

でも、にぎやかな家もありますよ。
ただしくん、ひろこちゃん、ゆみちゃんも。ぼくも早く行こう。
『おじいちゃん おめでとう』
『おばあちゃん おめでとう』
あれ、みんなもうお年玉もらってる。





読み聞かせのポイント

詩のような文章です。
晴れやかさと「しずか」な気分で、淡々と読んであげるだけで、とりたてて工夫はいらないと思います。

絵本 おしょうがつ
◆年齢◆
読んであげるなら4、5才から。
自分で読むなら小学校低学年から。

◆ジャンル◆
◆ことば絵本

◆シチュエーション◆
◆おやすみの前に絵本


作 松野正子:絵 ましませつこ 教育画劇

初版年月日:1992年11月 ISBNコード:4-87692-042-7

27ページ 26.4x18.8cm 定価1,260円(本体1200円 + 税60円)

通常版はこちら!  定価1,260円(本体1200円 + 税60円)
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Comment on "おしょうがつ"

こんにちは。
5歳の娘はお正月の行事に興味をもちはじめたらしく、「おとしだまってお菓子かと思った。どうして玉なの?」とか、「かがみもちってどうしてみかんがのってるの?」とか質問してきます。
こういう絵本を読むのもいいかも〜、と思っちゃいました。

  •   masaco
  • 2006年01月05日 01:33

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