うずらのうーちゃんの話 (ランドセルブックス)

絵本 うずらのうーちゃんの話 (ランドセルブックス)

絵本 うずらのうーちゃんの話 (ランドセルブックス)の表紙です

絵本 うずらのうーちゃんの話 (ランドセルブックス)
◆年齢◆
読んであげるなら4〜5才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆まいにち絵本

◆シチュエーション◆
◆ともだちとあそぼ!絵本


かつやかおり作

初版年月日:2011年02月10日 福音館書店

ISBN:4834026221  ISBN13:9784834026221

32ページ 24X20cm 定価1260円(税込)

通常版はこちら!  定価1260円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1460円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
季節の日記、えほんおじさんのノートなどがついてくるセットです。
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これは、「ぼくとうーちゃん」の二年間のお話です。

ぼくはもう小学生、うちに遊びにくると、だいぶおばあさんになった「うずら野うーちゃん」を紹介します。

《うーちゃんは何者か》
うーちゃんは、ぼくが幼稚園からもらってきて、うちで飼っているうずらです。「うずら野 うーちゃん」と名付けました。

【うーちゃんは、貫録があり、小さいくせに強そうな顔をしています。カゴのなかでは大暴れ、エサはまき散らす、水はひっくりかえす、羽根も抜けて…めちゃくちゃ。カゴからでると、いそがしそうに歩きまわって、ハコベやクローバーの葉っぱ、ミミズやわらじ虫をおいしそうに食べます。砂遊びが大好き、砂けむりをあげて、夢中になって遊びます。なんと、うーちゃんは飛べるのです】

この気質は、2年たっておばあさんになっても、猫に襲われて一本足になっても変わりません。
つまり、堂々と「うずら」を生きているのです。

《生きものを飼う》
ぼくは「うーちゃん」を飼っています。飼うとはどういうことかが、ぼくと「うーちゃん」との日々や事件を通じて描かれています。たとえば、「うーちゃん」は、ぼくが気をゆるしたすきに、猫に襲われます。そして「足が一本」なくなってしまいます。うーちゃんを薄暗いところに寝かせ、スポイトで水を飲ませ、すり餌をやって介抱したのはお母さんでした。ぼくは、ずうっとそばにいて、ふうふう息をしながらねているうーちゃんを見ていることしかできませんでした。
「あんなに心配したことは、ありませんでした」
何日かたって、うーちゃんがバタバタと羽ばたきをしました。
「あんなにうれしかったことは、ありませんでした」

《児童期に育つもの・他者との出合いによる自主性》
ぼくは、うーちゃんを自分でも飼ってみようと思いました。それは幼稚園でみんなで飼うことと違う、ひとり対ひとりの「うずら」の関係をつくろうというわけです。ここではじめてぼくは、「うずら」という他者との出会いました。だから名前をつけました。《自主性》芽生えですね。他者が登場してはじめて「自主性」がうまれます。でも、それはなまやさしいことではありませんでした。あんなに心配したり、あんなにうれしい気持ちになったりします。なにしろ、動物はぼくの意のままにはなりません。むしろ、「うーちゃん」の気持ちを推測し、それに合わせて、ぼくの心をコントロールしなければなりません。

《ぼくが語るノンフィクション風物語を体験する》
1、2年生というのは、まだ「自己同一化」が自在です。その意味で、このお話を語る「ぼく」に、読者の1、2年生は同一化することでしょう。ですから、「ぼく」が体験する「うれしさ」「心配」「おどろき」「動物のわがまま」を、そのままいっしょに読者も体験することになります。読書体験は、子どもが体験する日々の出来事と同じ意味をもっています。これもひとつの方法ではないでしょうか。





内容紹介です

ぼくが幼稚園児のときでした。
先生が、「うずらが ふえすぎたので、だれか おうちで かってくれる人は いませんか」と、いったので、ぼくは手をあげて、もらってきました。お母さんは困った顔。ぼくが世話をすると約束してかうことになりました。ぼくは、うずらに、「うずら野 うーちゃん」と名前をつけました。

ちょっとむかしの話をします。〜

うーちゃんは、貫録があり、小さいくせに強そうな顔。
カゴのなかでは大暴れ、エサはまき散らす、水はひっくりかえす、羽根も抜けて…めちゃくちゃ。幼稚園の広い小屋ではこんなことはありませんでした。

ときどき、庭に出してやります。
すると、いそがしそうに歩きまわって、ハコベやクローバーの葉っぱ、ミミズやわらじ虫をおいしそうに食べます。

砂遊びが大好き、砂けむりをあげて、夢中になって遊びます。
見ているぼくまで砂だらけ。

うーちゃんは二日か三日に一回、卵をうみます。
小さいけれどおいしい卵です。

あるとき、うーちゃんが庭から逃げ出しました。
どんどん逃げるので、必死で追いかけていくと、
なんと、うーちゃんは「飛んだ」のです。

「すごいね! うーちゃん、飛べるんだ」
というと、返事なし。知らん顔。

そして、ある日のこと。
庭に放して、カゴの掃除をしていたら、へんな音。
振り返ると、うーちゃんが猫と闘っています。
「うわー こらー」
ぼくが走っていくと猫は逃げ、うーちゃんはたおれました。
そして、足が一本落ちていたのです。
「おお、お……」
涙がふき出してきました。

お母さんがとんできて、うちへ連れてかえりました。
消毒をして、くすりをつけて、包帯をまいて、タオルに寝かせました。
あの、暴れん坊のうーちゃんがぐったりしています。

うすぐらいところで、しずかに〜

それから、ぼくは、ずうっとうーちゃんのそばにいました。
……





読み聞かせのポイント

この本は、小学校1、2年生を対象に、ひとりで読むことを意図して書かれています。
ですから、何かのときに、たとえば「動物を飼いたい」あるいは、それを誘うというときなどに、そっと差し出してあげるといいですね。
もちろん、4・5歳くらいだと読んであげてもいいです。

絵本 うずらのうーちゃんの話 (ランドセルブックス)
◆年齢◆
読んであげるなら4〜5才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆まいにち絵本

◆シチュエーション◆
◆ともだちとあそぼ!絵本


かつやかおり作

初版年月日:2011年02月10日 福音館書店

ISBN:4834026221  ISBN13:9784834026221

32ページ 24X20cm 定価1260円(税込)

通常版はこちら!  定価1260円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1460円(税込)

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