あげは

絵本 あげは

絵本 あげはの表紙です

絵本 あげは
◆年齢◆
読んであげるなら5〜6才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆いつでもどうぞ


小林勇文・絵

初版年月日:1972年01月 福音館書店

ISBN:4834003183  ISBN13:9784834003185

24ページ 26X23cm 定価880円(税込)

通常版はこちら!  定価880円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1080円(税込)

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「きあげは」の生態の一大事なことだけをくっきりととりだした絵本。

《あげはの一生》
もちろん、ある生き物の一生にとって、すべての瞬間が大事なことはいうまでもありません。でも、それが私たちの興味を引かなければ、私たちにには無意味です。そこにある何らかの関係に気付いた時、それが意味を持ってきます。「驚き・不思議」という感覚は、普通に思っていることと違った場合に、普通に思っていることを揺るがすことになることから始まります。だから「驚き・不思議」は、いきおい他のものとは大きく違った点に注目することになります。

それでは、あげはは、どうして葉っぱ一枚につき一個の卵を産むのでしょう。まとめて産めばいいではありませんか。最初の幼虫は黒なのに、5れい幼虫になると鮮やかな黄緑になるのでしょう。あるいは、からたちの木やさんしょの木(多くはミカン科の木)に卵を産むのでしょうか。
この絵本には、こうした点の答えは書いてありません。そういう事実だけがクローズアップされて描かれています。そうしたいくつかの事実のどれかに「驚き・不思議」を感じることこそが科学の芽を育んでくれます。それは答えを得るより、疑問を抱えもつことのほうがより想像力を育てることになるのではないでしょうか。

《食べ物》
あげはが「からたち」「さんしょ」に卵を産むのは、それが幼虫になったとき、この葉っぱを食べるからですね。
《幼虫の食草は種類によってちがうが、日本産のアゲハチョウ類はミカンやサンショウなどのミカン科植物を食草とするものが多い(ウィキペディア)》
どうやら、それを食料とするだけではなく、その毒性をも体の中に取り込み、敵に食べられないようにしているらしいのですね。

《敵》
それでも、幼虫の時期、あげはの時期、それぞれに他の生き物に食料として狙われています。
幼虫は鳥に狙われています。ですから、体の色、目のような模様、頭の角からだす臭い物質などで身を守っています。あげはになると、クモ、カマキリに狙われます。

この絵本は、「敵から身を守り生き抜いたものが次世代の卵を産むことができる」、その点を特にクローズアップしています。これは、いつでも他者に同一化することができる幼児にとって大きなドラマです。そうした物語体験は、あげはの生態の知識を得る有効なチャンスになるでしょう。





内容紹介です

『なつの あるひ、からたちの きに あげはがやってきました』
舞いながらおしりをちょっとまげて葉っぱにくっつけています。

あげはは たまごを〜

卵を産んでいるのです。
一枚の葉っぱに一つずつ、小さな真珠のような卵。
一週間後、卵から黒い虫が出てきました。
あげはの幼虫です。大きさは数ミリ。
幼虫は皮を脱いで大きくなっていきます。
はじめて皮を脱いだ時の幼虫を「2れい幼虫」といいます。脱いだ皮は頭の他はみんな自分で食べてしまいます。
5れい幼虫(大きさ3、4cm)になると、鮮やかな黄緑色になります。それから、からたちの木から降りて、他の木でサナギになる準備をします。お尻を木に固定し体に糸を巻き付けます。(サナギの大きさ3、4cm)
1週間ほどたちました。

2しゅうかん ほど〜

あげはの誕生です。(卵の時から約40日)
あげはの食べ物は花の蜜。口がストローのようになっていて巻いたりのばしたりできます。
あげはには、敵もたくさんいます。鳥、クモ、カマキリ。
無事生き延びて大人になったあげはは交尾をして卵を産みに行きます。
「さんしょ」の木に卵を産みにやってきました。





読み聞かせのポイント

とにかく、一度目読むときは、通読することをおすすめします。
まずは、物語体験のほうが大事ですから。
その上で、小さな字の説明やシルエットで示された実際の大きさなどを確認していきましょう。

絵本 あげは
◆年齢◆
読んであげるなら5〜6才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆科学絵本

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小林勇文・絵

初版年月日:1972年01月 福音館書店

ISBN:4834003183  ISBN13:9784834003185

24ページ 26X23cm 定価880円(税込)

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