こぐまのくまくん

絵本 こぐまのくまくん− はじめてよむどうわ1

絵本 こぐまのくまくんの表紙です

絵本 こぐまのくまくん
◆年齢◆
読んであげるなら5、6才向き。
自分で読むなら小学校低学年向き。

◆ジャンル◆
◆まいにち絵本

◆シチュエーション◆
◆おやすみの前に絵本


E・H・ミナリック作 /モーリス・センダック絵 /松岡享子訳 福音館書店

初版年月日:1972年06月01日 ISBNコード:4-8340-0344-2

60ページ 22X16cm 定価1050円(本体1000円 + 税50円)

通常版はこちら!  定価1050円(本体1000円 + 税50円)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1250円(税込)

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「これはこれは、どちらさまでしょう。地球からいらしたくまさんですか」
「ええ、そうです。ぼく、…」
といった言葉のやりとりが随所にある賢いおかあさんくまと、好奇心旺盛なこぐまくんのお話。

くまくんの日常
「鳥が空を飛べるのだったら、僕だって。宇宙帽を被れば月までいける」
「おかあさんがバースデーケーキを忘れたのなら、自分でバースデースープをつくろう」
「おかあさんが、そうのぞむなら、それに答えよう」
こぐまくんは、あたたかさ(幼児期への回帰)と、けなげさ(自立期)をいったりきたりしています。そこはこの時期、だれもがもっている子どもの生き生きとした姿ですね。そうした姿を的確にえがきだしていますから、そんな時期の子に共感をえることまちがいなしです。

あたたかい親子の言葉のやりとり
それはどれもユーモラスで、ぴったりなせりふです。
たとえば、
『くまくんと けがわのマント』では、
次ぎ次ぎに「ぼく、寒い。何か着る物欲しい」というこぐまくんに、かあさんぐまはいいます。
「おまえは帽子をかぶり、オーバーをきて、ズボンをはいている。このうえ、何が欲しいの。毛皮のマントでも欲しいっていうの?」
くまくんは、毛皮姿になって、外へ遊びに行きます。
『くまくんの つきりょこう』では、
「これはこれは、どちらさまでしょう。地球からいらしたくまさんですか」
「ええ、そうです。ぼく、…」

おかあさんぐま
『くまくんの ねがいごと』には、こんなエピソードがあります。
「…おかあさん、いつも、ぼくの喜ぶことしてくれるね」
「…今度はお返しに、お前がおかあさんの喜ぶことをしてちょうだい」
「どんなこと?」
「ねむること」
このおかあさんぐまは、じつに賢いですね。
「…おかあさん、いつも、ぼくの喜ぶことしてくれるね」なんてい言わせていますし、また、こぐまくんが遊びつかれたときには優しく抱きしめてあげています。
経験が少ない(初めての子、くまくんを育てているらしい)のに、なかなかそうはいかないのが実際ではないでしょうか。
このことは、おそらく、この本のくま世界には、「育てられたように、子を育てる」という、おかあさんぐまのような子育て法が伝承されているのでしょう。私たちの人間社会では、もはや伝承はできなくなっていますが、こうしたお話を通して、それは残っていくのかもしれません。





内容紹介です

1、『くまくんと けがわのマント』
(略)
2、『くまくんの おたんじょうび』
(略)
3、『くまくんの つきりょこう』
『「みて、これ、ぼくのあたらしい うちゅうぼうだよ。これから月へいくんだ」と、くまくんがいいました』
「どうやって?」とかあさんぐまが聞きました。
「飛んでいくんだよ」
「飛んでいく? おまえは飛べませんよ」

「だって、とりは、飛んでいるよ」
くまくんは、もしかして月に飛んでいく鳥もいるかもしれない、もしかしたらぼくも飛べるかもしれないと言いました。
「ぼく飛んでみる。ぼくが飛んでいるかもしれないから、よく空をみててね」

くまくんは考えました。
「うんと高いところから飛ぼう。ぐんぐん飛んでいくんだ。すごいスピードで飛んでいくから、周りはみえないな。だったら目をつぶっていよう」

くまくんは小さな丘にやってきました。
てっぺんの小さな木に登り、「えいっ!」。

「すーっ、どしん、ごろごろ」
くまくんは丘を転がり落ちました。

すーっ、どしん、ごろごろ。〜

「もう月についたのかな」
「へえー、月って地球とおんなじみたい。木も鳥もそっくり」
「それに不思議。ここにぼくの家とそっくりの家があるよ。なかに入ってみてみよう」
「驚いた。テーブルの上にあるのは、こぐまのお昼ごはんみたい」

「これはこれは、どちらさまでしょう。地球からいらしたくまさんですか」
かあさんぐまにそっくりなくまが言いました。
「鳥みたいに飛んできたんです」
「まあ、そうですか。うちにもこぐまがいましてねえ。宇宙帽をかぶって地球へ飛んでいくんだって、出て行きましたよ。だから、あなた、このお昼ごはん召し上がれ」


4、『くまくんの ねがいごと』
(略)

おしろから、おひめさまがでてきて〜





読み聞かせのポイント

シリーズ全5冊のどれもが、くまくんの短くて、微笑ましいエピソードでなりたっています。読み聞かせ時間に合わせて、たくさん読んだり、ひとつだけですませたりできます。
「はじめてよむどうわ」となっているように、さし絵の面白さもさることながら、「ことば」の楽しさを体験できる本です。

絵本 こぐまのくまくん
◆年齢◆
読んであげるなら5、6才向き。
自分で読むなら小学校低学年向き。

◆ジャンル◆
◆まいにち絵本

◆シチュエーション◆
◆おやすみの前に絵本


E・H・ミナリック作 /モーリス・センダック絵 /松岡享子訳 福音館書店

初版年月日:1972年06月01日 ISBNコード:4-8340-0344-2

60ページ 22X16cm 定価1050円(本体1000円 + 税50円)

通常版はこちら!  定価1050円(本体1000円 + 税50円)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1250円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
季節の日記、えほんおじさんのノートなどがついてくるセットです。
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関連絵本はこちら!

「こぐまのくまくん」は、はじめてよむどうわシリーズの1です。
はじめてよむどうわシリーズ
はじめてよむどうわ2
 「かえってきたおとうさん」
はじめてよむどうわ3
 「くまくんのおともだち」
はじめてよむどうわ4
 「だいじなとどけもの」
はじめてよむどうわ5
 「おじいちゃんとおばあちゃん」

作者 E・H・ミナリックさん関連図書なし

画家モーリス・センダックさん関連図書
「かいじゅうたちのいるところ」 じんぐうてるお/やく 富山房
「まどのそとの そのまたむこう」 わきあきこ/やく 
「きみなんか だいきらいさ」 小玉知子訳 冨山房
「まよなかのだいどころ」 じんぐうてるお/やく 富山房
「くつがあったらなにをする?」  ビアトリス・シェンク・ドゥ・レニエ/ぶん いしづちひろ/やく
「そんなとき なんていう?」 セシル・ジョスリン/文 たにかわしゅんたろう/訳 岩波書店
「うさぎさんてつだってほしいの」 シャーロット・ゾロトウ/ぶん こだまともこ/やく 富山房
「ミリー 天使にであった女の子のお話」 グリム童話 神宮 輝夫訳 ほるぷ出版
「ふふふんへへへんぽん! もっといいこときっとある」 じんぐうてるお/やく 富山房
「ピエールとライオン ためになるおはなし はじまりのうたといつつのまき」 じんぐうてるお/やく 富山房
「チキンスープ・ライスいり 12のつきのほん」 じんぐうてるお/やく 富山房
「アメリカワニです、こんにちは ABCのほん」 じんぐうてるお/やく 富山房
「ジョニーのかぞえうた」 じんぐうてるお/やく 富山房
「ロージーちゃんのひみつ」 なかむらたえこ/やく 偕成社
「陸にあがった人魚のはなし」 ランダル・ジャレル/作 出口保夫/訳 評論社
「子いぬの かいかた しってるかい?」 マシュー・マーゴーリス/作 やましたはるお/訳 偕成社
「やぎと少年」 I.B.シンガー/作工藤幸雄/訳 岩波書店
「あなはほるもの おっこちるとこ ちいちゃいこどもたちのせつめい」 ルース・クラウス/文 わたなべしげお/訳 岩波書店
「ヘクター・プロテクターとうみのうえをふねでいったら」 マザー・グースのえほん じんぐうてるお/やく 富山房
「つぐみのひげの王さま」 グリム童話より 矢川澄子/やく 評論社
「シャーロットとしろいうま」 ルース・クラウス/ぶん こだまともこ/やく 富山房
「うちがいっけんあったとさ」 ルース・クラウス/文 わたなべしげお/訳 岩波書店
「とおいところへいきたいな」 じんぐうてるお/やく 富山房
「ケニーのまど」 神宮輝夫訳 冨山房
「センダックの世界」 セルマ・G・レインズ/著 渡辺茂男/訳 岩波書店

翻訳者 松岡享子さん関連図書
●翻訳
「しろいうさぎとくろいうさぎ」 ガース・ウィリアムズ 文・絵
「おやすみなさいフランシス」 ラッセル・ホーバン 文  ガース・ウィリアムズ 絵
「番ねずみのヤカちゃん」 リチャード・ウィルバー/さく 大社玲子
「あたまをつかった小さなおばあさん」 ホープ・ニューウェル 作  山脇百合子 絵
「くまのパディントンの本シリーズ」 マイケル・ボンド/作ペギー・フォートナム/画
「ラモーナとおかあさん他シリーズ」 ベバリイ・クリアリー/作 アラン・ティーグリーン/絵 学研
「世界でいちばんやかましい音」 ベンジャミン・エルキン/作 太田大八/絵  こぐま社
「さるのオズワルド」 エゴン・マチーセン/作 こぐま社
「白鳥」 アンデルセン作 M.ブラウン 画
●作
「おふろだいすき」 林明子/絵
「花仙人」 中国の昔話 蔡皋/画
「みしのたくかにと」 大社玲子/絵 こぐま社
「くしゃみくしゃみ天のめぐみ」 寺島竜一/画
「それほんとう?」  長新太/え
「なぞなぞのすきな女の子」 大社玲子/え 学研

●エッセイ・著
「えほんのせかいこどものせかい」 日本エディタースクール出版部
「サンタクロースの部屋」 子どもと本をめぐって こぐま社

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