まめ

絵本 まめ

絵本 まめの表紙です

絵本 まめ
◆年齢◆
読んであげるなら5〜6才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆みんなでわいわいな絵本


平山 和子

初版年月日:1981-02 福音館書店

ISBN:4834008630  ISBN13:9784834008630

23ページ 25x22cm 定価945円(税込)

通常版はこちら!  定価945円(税込)
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豆はふしぎ、いろんな大きさ・模様・形があって、中をのぞくと、小さな芽や根が養分といっしょにぎゅっと詰まっています。

私たちが食べている「まめ」は「たね」。
今は、芽をだす用意をして休んでいます。だから、それを播くと、根がでて芽がでてきます。
この絵本では、双葉になるまでの様子が9場面にわたって写実的に描かれています。

豆はふしぎ(1)
さまざまなかたちの豆とサヤがあります。
この絵本には、20種類以上の豆と10種類以上のサヤが、リアルに描かれています。みなさんは、どの豆を知っているでしょうか。

「そらまめ」は、絵本「そらまめくんのベッド」の主人公。食べたこともありますでしょう。「いかり豆」という豆菓子にもなっています。
「らっかせい」は、絵本「ピーナッツ なんきんまめ らっかせい」に、そのふしぎな生態が描かれています。
「大豆」はまさに基礎食品ですね。

でっかくて重い豆は「なたまめ」。見たことがありますか。この絵本では、見開き場面に描かれています。山仕事に使う「ナタ」に、さやが似ているから「なたまめ」なんでしょうね。

豆はふしぎ(2)
豆はタネ。豆の段階ですでに内部に用意されていた芽が伸び、双葉になって、さらにぐんぐん伸び、それから花を咲かせ(花豆というそうです)、花が咲いたあとにサヤができ、その中にきちんと並んで豆ができます。この絵本は、その生態をあますところなく写実的に描いています。

豆はふしぎ(余談1)
「鬼は外、福は内」という節分の豆まきに使われます。なぜ「豆」なのでしょう?
豆は、あちらの世界とこちらの世界をつなぐものだったからです。豆をまいて、あちらの世界の福を呼び込もういうものです。

豆はふしぎ(余談2)
「ジャックと豆の木」では、豆の木は天までとどき、ジャックは天まで行って、宝物をもって帰ってきます。異世界とを繋ぐ「豆」の役割は同じです。

豆はふしぎ(余談3)
グリムの昔話「灰かぶり」に、こんなエピソードがあります。
《…あるときのこと、王宮で、王子の花嫁をえらぶパーティが開かれました。そのパーティに灰かぶりも行かせて下さいと継母に頼みました。すると継母は、
「ほれ、豆を一皿分灰の中にまいといた。二時間のうちに、元通りにすればいかしてやるよ」といいました。
そこで灰かぶりは、庭に出て、
「小鳥たちよ、豆を拾うの手伝っておくれ、
 いい豆は お皿のなかに、
 悪いのは お腹のなかに」
といいますと、数知れない小鳥がやってきて、一時間もしないうちに仕事を終えました》
このエピソードに使われる「豆」「小鳥」も、灰かぶりの重要なキーワードです。これも余談1・2と同じように「繋ぐ・結ぶ」を象徴するキーワードです。

それでは何故、「繋ぐ・結ぶ」ものとして「豆」の役割があるのでしょうか。
(1)第一にそれはタネであること。つまり「生命力」そのものだからです。
(2)第二に、「豆科」の多くは、つる植物で、成長が速いことによると考えられます。つる植物はあっというまに天にもとどかんばかりに伸びていきますし、地を這わせるとあっというまにここではない向こうに行ってしまうような勢いがあります。

こうした驚異をもつ植物の具体性は、神話や昔話とって、象徴としての思考の道具に使われる性格をもつことになります。





内容紹介です

『あなたは まめが すきですか』
「とらまめ、だいず、らっかせい、あずき、りょくとう、ささげ、べにしぼりきんとき、らいまびーん、ほたかいんげん、えんどう、さんじゃくささげ、なたまめ、そらまめ、おおふく、さやいんげん、くろささげ、うずら、きんとき、しろきんとき、ふじまめ、はなまめ」
この中に、あなたの知っているまめがありますか。

まめは、花の咲いたあとできる「さや」につつまれて育ちます。
ひとつぶひとつぶつが「さや」にながっていて、親株から栄養をもらいます。
「さや」にはいろんな大きさ、かたちがあります。

なたまめ おおきくておもいさや〜

実ると、まめは「さや」から離れます。まめのへそは、「さや」につがなっていたあとです。

まめは「たね」です。
まめの中を見てみましょう。小さな芽が休んでいるのが見え、養分が蓄えられていることがわかります。
このまめをまくと…

このまめをまくと……〜

かたいまめは、土の中で、水分をすってふくらみ、休んでいた芽が伸び始めます……
……
私たちが食べている「まめ」は「たね」。
芽をだす用意をして、休んでいる「たね」です。





読み聞かせのポイント

絵本は、「あなたはまめがすきですか?」という問い掛けから始まります。
あるいは、「このなかに、あなたの知っている豆がありますか?」という問い掛けもあります。
このように、この絵本は、おおくの科学絵本がそうであるように、「問答形式」をもっています。
こうした「問答形式」をもった絵本は、文字通り「問答」をしながら読むといいですね。
こうした形式の絵本は、大人数の集団読み聞かせにも有効です。

絵本 まめ
◆年齢◆
読んであげるなら5〜6才から。
自分で読むなら小学校低学年向き

◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆みんなでわいわいな絵本


平山 和子

初版年月日:1981-02 福音館書店

ISBN:4834008630  ISBN13:9784834008630

23ページ 25x22cm 定価945円(税込)

通常版はこちら!  定価945円(税込)
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