ポットくんとミミズくん

絵本 ポットくんとミミズくん

絵本 ポットくんとミミズくんの表紙です

絵本 ポットくんとミミズくん
◆年齢◆
読んであげるなら5、6才から。
自分で読むなら小学校低学年から。

◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆ともだちとあそぼ!絵本


真木文絵 文:石倉ヒロユキ 絵 福音館書店

初版年月日:2006年03月10日 ISBNコード:4-8340-2185-8

28ページ 26X24cm 定価880円(本体838円 + 税42円)

通常版はこちら!  定価880円(本体838円 + 税42円)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1080円(税込)

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いままでにないガーデニング絵本だからでしょうか、ポットくんは今や子どもたちに大人気。シリーズ5作目の絵本。

ミミズって気持ち悪い、と思っていませんか?
でもこの絵本を読むと、ミミズって、「面白い・すごい」と思うようになります。ミミズくんを手で捕まえることが出来るようになるかもしれません。ただし、逃がしてあげましょう、だって土の中で大事な働きをしていますから。

ミミズの生態
本文中でも、土の中でミミズがどんな役割をしているか、その不思議な生態について、幼児にもわかりやすく描かれています。そして、大人には、裏表紙見返しに、さらにくわしい解説があります。
そのひとつを紹介します。
ミミズはどうやって進むのでしょう?
『ミミズには手も足もありません。体全体にはトゲのような剛毛が生えています。前進するときは、まず体後方のトゲを土の壁にひっかけて固定し、体全体を伸ばします。次ぎに前方をトゲで固定し、後方のトゲをひっこめて体全体を前に送ります。こうして体を伸ばしたり縮めたりしながらミミズは進んでいきます』
その他、「フトミミズとシマミミズの違い」「天敵」「生殖と産卵」「役割」などの解説があります。この絵本には、世界的権威「ミミズ博士」中村好男先生(愛媛大学教授)の協力のもとに、最新の研究成果が盛り込まれています。

主人公はポットくん
でも。こういった最新科学は、幼児に(おそらくは10才くらいまでの子に)、言葉で説明したり、教えてもほとんど効果はないですよね。この時期までの子は、「体験・遊び」と「物語」のなかからしか学ぶことはできないし、学んだことが知識として蓄積されることはないでしょう。そして、その場合の前提に、「驚きや不思議」の感性が伴っていること、つまり「センス・オブ・ワンダー」が、不可欠ですね。
この物語のなかで、子ども達はポットくんに同一化します。ポットくんの思ったこと、びっくりしたこと、疑問に思ったこと、ミミズくんの危機をすくったこと、ミミズくんと友だちになって教えてもらったこと、そしてほんとにたくさんの花が咲いたことは、そのまま、子ども達の体験になるといっていいでしょう。
だから、この絵本との出会いによって、きっと「ミミズ」への接触の仕方が大きく変わることになります。





内容紹介です

『ちいさな にわに あたたかな はるが やってきました』
「きれいな はなが たくさん さくと いいな」
ポットくんは花が大好きな植木鉢。毎日庭の手入れをします。
「おつぎは、たねまきだ」
「たのしみ たのしみ」

「おつぎは たねまきだ」〜

夜のこと、ポットくんはぐっすり。
おしりのあたりがもぞもぞしたので、ポットくんは飛び起きました。
庭のあちこちで、何かが動いています。
「だれ?」
「ぼくたちミミズだよ。枯れ葉を食べているんだ」
「枯れ葉を? そんな姿でどうやって食べるの?」
ミミズくんはピンクの小さな顔です。
「頭の先にあるのが、ぼくらの口さ。
 大きく開くよ。葉っぱも茎もばりばり食べちゃうよ」

**「ミミズくんは、土の中暮らし。
美味しいものを見つけたら土ごと食べます。
ミミズくんは、体を伸ばしたり、縮めたりして進みます。
だから、後ろにはトンネルができます。
(1分間に自分の長さくらい動く)」

次の日、地面の上に、小さな山と穴があいていました。
「おーい ミミズくん。この もこもこ なーに?」
「それはね、ぼくたちの う・ん・ち!」
「えー! おだんごみたい」
「においもしないでしょ」
「ところで、ミミズくん。君のマフラーおしゃれだね」
「このマフラーができると大人さ。卵を産めるようになるんだよ」
と、ミミズくんは得意そう。

**ミミズはひとつの体にオスとメスが両方あるから、結婚したミミズはみんな卵を産めます。

「ぼくらの卵はレモンの形。
 1ヶ月すると、赤ちゃんが出てくるよ。かわいいんだよ」

ある日の午後。
大きなもこもこがポットくんに向かって動いてきました。
「うわー! なんだ なんだ!」
すると、突然、ポットくんの土の中から、ミミズくんが顔を出しました。
「ふー、危なかった! しつこいモグラに追いかけられてね。モグラはぼくらを食べちゃうんだ」

すると とつぜん〜

「あれ? ミミズくん。どこからぼくに入ってきたの?」
「ポットくんの おしりの あなからさ。
 おかげで助かったよ。
 お礼にポットくんの土を食べてあげるよ」

**ミミズくんのうんちは栄養いっぱい。それに土をかき混ぜる役目も。そうすると、土が柔らかくなり、水や空気がしみ込みやすくなります。
ポットくんと、ミミズくんは友だちになりました。
夏になって、ポットくんには、いつもより沢山の花が咲きました。





読み聞かせのポイント

虫の嫌いなお母さん、毛嫌いしないで、ただただ物語絵本のように読んであげてください。
もしどうしてもだめなら、お父さんの出番です。
どんないきものだって、お子さんは大好きなんですからね。

絵本 ポットくんとミミズくん
◆年齢◆
読んであげるなら5、6才から。
自分で読むなら小学校低学年から。

◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆ともだちとあそぼ!絵本


真木文絵 文:石倉ヒロユキ 絵 福音館書店

初版年月日:2006年03月10日 ISBNコード:4-8340-2185-8

28ページ 26X24cm 定価880円(本体838円 + 税42円)

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