いっぽんの鉛筆のむこうに

絵本 いっぽんの鉛筆のむこうに

絵本 いっぽんの鉛筆のむこうにの表紙です

絵本 いっぽんの鉛筆のむこうに
◆年齢◆
読んであげるなら6才以上から。
自分で読むなら小学校3年生以上

◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆みんなでわいわいな絵本


谷川俊太郎文 /坂井信彦写真 /堀内誠一絵

初版年月日:1989年02月 福音館書店

ISBN:4834006514  ISBN13:9784834006513

40ページ 25x20cm 定価1365円(税込)

通常版はこちら!  定価1365円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1565円(税込)

「えほんおじさんセット」って?
季節の日記、えほんおじさんのノートなどがついてくるセットです。
くわしくはこちら!





『人間は鉛筆いっぽんですら自分ひとりではつくりだせない』

どこにでもある鉛筆、そのいっぽんをつくるためには、かぞえきれぬほどおおぜいの人が力をあわせています。

黒鉛を掘る人、より分ける人、木を切る人、木を運ぶ人、製材所の人びと、スラットに加工する人、スラットを船で運ぶ人、船の食事を作る人、コンテナを荷揚げする人、コンテナを運ぶ人、そしてやっと、鉛筆工場へ材料がやってきます。工場では大河原さんのように、鉛筆を塗装する人などたくさんの仕事があります。

作者である谷川さんが、今使っている鉛筆はどうやってできるのだろうと、ふと不思議におもったことから、この絵本はできたものと考えられます。谷川さんは詩人、鉛筆を使って詩を書いているのでしょうね。表紙にあるさまざまな鉛筆をご覧下さい。短いのがたくさんありますね。こんなに短くなるまで使っているのですね。よく見ると、「谷川」と名前が書かれたものが見えます。表紙の鉛筆はすべて谷川さんの使っているものだそうです。谷川さんは、こんなにお世話になった鉛筆がどうやって作られるか知りたくなったのでしょう。
すると、「いっぽんの鉛筆のむこうに」、その材料をつくるさまざまな国の人びとの生活があり、それぞれの生き方、考え方があることが分かります。

この絵本は、いっぽんの鉛筆の向こうに見える、人や生活や考え方などですが、私たちの周りにはさまざまな「もの」があります。では、それらのむこうには何がみえるでしょうか。そういうことを、ふと不思議におもうきっかけをあたえてくれる絵本です。





内容紹介です

『スリランカ、ボガラ鉱山。ポディマハッタヤさんが、黒鉛のかたまりをくだいてとっている』

スリランカ、ボガラ鉱山。〜

黒鉛は鉛筆のシンのなくてはならない材料。サマンタくんは、ポディマハッタヤさんの長男、9歳。下に弟がふたり、妹がひとり、お母さんとお婆ちゃんの7人家族。サマンタくんとすぐ下の弟は学校へいっています。食事は朝夕ともにカレーを食べます。ポディマハッタヤさんは、自分が掘った黒鉛でつくられた鉛筆が勉強に使われ、日本の発展に役だっているのをうれしく思っています。

『…アメリカ合衆国セラ・ネバダ山中。高さ40メートル、100年はたっていると思われる、インセンス・シダー(ヒノキの一種)が地ひびきをたててきりたおされた」
切ったのは、ダン・ランドレスさん、きこり、20才のころから10年以上この仕事をしている。冬の6ヶ月は休み。
切り倒されたインセンス・シダーはトラックで製材所へ運ばれます。このトラックを運転するのが、トニー・ゴンザレスさんです。運転の仕事にあこがれていたそうです。

かわをむかれ製材された木は、1年間乾かされたあと、スラットという板に加工されます。大きなインセンス・シダーからは、15万本の鉛筆ができます。

かわをむかれ製材された木は、〜

『メキシコのコンテナ船、ハリスコ号22000トン』
この船はアメリカ西海岸から日本のあいだを12日間で結び、家畜の飼料、プラスチックなどいろんなものを運びます。その中のひとつにスラットがあります。ミグエル・アンヘル・シップさんは、この船のコック長。先祖はマヤ族とのこと。乗組員36人の食事を二人で作ります。港をでると5ヶ月は家に帰れないそうで、日本に何回も来たが登場見物をしたことがありません。港についてからの楽しみは、奥さんと娘のロレナさんからの手紙を読むこと。

こうして日本についた黒鉛やスラットは、山形県、川西にある鉛筆工場に運ばれます。この工場では、大河原さんが働いています。
大河原さんは、…





読み聞かせのポイント

「何々博士」になるのもいいですが、そういう好奇心の旺盛な子どもたちこそが、もっともっと広い世界があることを知ると、目の前にある何気ないものでも、見え方が違ってくるのではないでしょうか。
そんな子どもたちに「そっと」こんな絵本を手渡して(読んで)あげたいですね。

絵本 いっぽんの鉛筆のむこうに
◆年齢◆
読んであげるなら6才以上から。
自分で読むなら小学校3年生以上

◆ジャンル◆
◆科学絵本

◆シチュエーション◆
◆みんなでわいわいな絵本


谷川俊太郎文 /坂井信彦写真 /堀内誠一絵

初版年月日:1989年02月 福音館書店

ISBN:4834006514  ISBN13:9784834006513

40ページ 25x20cm 定価1365円(税込)

通常版はこちら!  定価1365円(税込)
「えほんおじさんセット」はこちら!  セット価格1565円(税込)

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「ことばあそびうた また」 瀬川康男/絵
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「もこ もこもこ」 元永定正/絵 文研出版
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「バーニンガムのちいさいえほん」 ジョン・バーニンガム 冨山房
「おーい ぽぽんた」声で読む日本の詩歌166 茨木のり子 大岡信 川崎洋 谷川俊太郎 岸田衿子 編集委員
「にほんご」 安野光雅 編 大岡信 編 谷川俊太郎 編 松居直 編
「マザー・グース・ベスト 第1集〜第3集 谷川俊太郎/訳 堀内誠一/絵 草思社
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