テレビ
えほんおじさんです。
3月11日、山田真理子氏※の講演を聴きました。
※九州大谷短期大学 幼児教育学科主任教授
山田氏については
でも書いていますので是非お読み下さい。
今日は、氏の講演内容と、とある園から得た調査結果について
お話ししますね。
それでは、今日もごゆっくりお楽しみください。
氏は「NPO子どもとメディア」に関わっておられ、
メディアを使いこなす子育てとして、ノーテレビデー運動、
メディアリテラシー教育を推進しています。
テレビを含むメディアの弊害について、科学的根拠がない
という学者もいますが、こういった論争で時間を費やす前に、
では、実際に「テレビを消すと家庭で何がどのように変化するか」
ということを、次のような結果を報告してくださいました。
(1)たいていの子どもは食事や朝の準備が早くなる
(2)視線が人や外に向き、会話が生まれる
(3)時間がゆっくりながれ、たっぷりあると感じる
(4)食事の味や匂いや舌触りを感じながら、食卓に会話がうまれる
(5)いつもより早く寝るようになる
ところで、先日私はたまたま山田真理子氏とは全く別に、
岡山市内の私立T第一保育園が行ったノーテレビデーの実践
アンケート調査結果を手に入れました。
この園の実践は食育に関するもので、
「食事どきテレビを消す」というものでした。
この調査によると、0才から5才児までどの年齢においても、
食事どきテレビをつけている家庭はほぼ60%でした。
そして「食事時テレビを消す」と変化が起こったと回答した
方は、ひとりを除く全員でした。(テレビを消した家庭数102
ー年齢を問わず)
で、結果は次の通りでした。(ベスト3)
(1)食事に集中するようになった
(2)家族の会話が増えた
(3)食べるスピードが速くなった
お気づきのように、この園の結果は「食事どき」に限定したもの
ですが、山田氏の報告と完全に一致しています。
脳科学や心理学論争をしている間に、子どもは日々成長していき
ます。山田真理子氏もおしゃっいましたが、
『「テレビ漬け」をやめてみることで、何が失われていたのか、
何を得ていたのかを見直す』
ことができます。
つまり、テレビを消すことによってものごとに集中でき、
人や自然との関わりが増え、時間がゆっくり流れ始めると
いうことです。
しかしながらテレビを消したはいいが、その代替として、
テレビ的絵本やテレビ的童話が世の中に蔓延しているという、
もうひとつの問題が横たわっています。
でもそのことはまた次の機会に考えなければなりません。
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