ちびこの おさん

 えほんおじさんです。


 この絵本の作者・山口マオさんと同じ経験を、私もしたことがあります。
もう小学生になっていたでしょうか。それでもびっくり!?
 さらに、その後その猫は、私の布団の中で死んでいきました。
毎日一緒に寝ていたのですが、ある日、あさ目が覚めると、
その猫は私の横で冷たくなっていたのです。
以来「猫派」になり、何代かの猫と付き合いましたが、
それぞれ性格が違い、その日々は楽しいものでした。
そして我が子たちが外に出て行ってからは、昼間誰もいなくなるので、
飼うのをやめました。

 それでは、今日もごゆっくりお楽しみください。

◆こどものとも年少版 2019年2月号
「ちびこの おさん」山口マオ/さく


◎作者紹介
 山口マオ 1958年、千葉県千倉町生まれ。
絵本に
「わにわにシリーズ」
・ わにわにのおふろ
・ わにわにのごちそう
・ わにわにのごちそう
・ わにわにのおおけが
・ わにわにのおでかけ
・ わにわにとあかわに
「はがぬけたよ」「あむ」「あむとあおいリード」「でんしゃごっこ」
「とのさまがえるにはるがきた」などがあり、
幼年童話に「かさをかしてあげたあひるさん」「そらとぶ こくばん」がある。

◎ストーリー紹介
 「ちびこ」はぼくんちの三毛猫。「ちびこ」のお腹がふくらんできた。
赤ちゃんがいるんだって。「ちびこ」のお腹がすごく大きくなったある日。
「ちびこ」はあっちにいったりこっちにいったり…。
赤ちゃんを産む場所をさがしているみたい。
夜になって、ぼくが寝ていると、「ちびこ」はぼくのおふとんにはいってきた。
そして、おふとんのなかでちいさな赤ちゃんを産んだんだ…。

◎絵本の特徴
 小さな命の誕生を描いた絵本です。作者は山口マオさん。
わにわにシリーズでおなじみですね。
この絵本は、山口さんの子どものころの実体験を描かれたものだそうです。
猫はたいていお産の時、段ボール箱の中や狭い場所で赤ちゃんを産む、
というイメージがありますが、山口さんの飼っていた「ちびこ」は、
山口さんのお布団の中で赤ちゃんを産んだのですね。
そこが「ちびこ」にとって一番安心する場所だったのかもしれません。
 ともあれ、子どもの山口さんにとってそれはものすごく大きな出来事
だったに違いありません。眠れず、固唾をのんで見守った愛猫のお産。
心の震える時間だったことでしょう。その感動が子どもの目線ならではの強さで、
ストレートに伝わってくる素晴らしい作品です。子どもたちと一緒に、
命がこの世に誕生する不思議で美しい時間を体験してください。

◎子どもの反応
 生まれた子猫の足の裏がかわいい、と言って何度も見せてくれました。

◎読み手の感想
 子どものころ、友達の家で猫が子どもを産む瞬間に出くわしたことがあります。
あの何とも言えない気持ち。命の不思議さ。自分自身が身ごもって子どもを産む
よりももっとびっくりしていたことを、おぼろげながら覚えています。
 生まれたばかりの子猫はとても小さくて、その小ささにもびっくりしていました。
今考えるとあの猫はよく人間にお産の瞬間を見せてくれたなあ、と思います。
たいていの猫は隠れて産むことが多いのだと聞いたことがありますが…。
我が家で飼っていた猫はオス猫で、お産をしなかったのでわかりませんが。
マオさんのように、自分のお布団の中でお産を見守る経験なんてとんでもなく
レアなんじゃないでしょうか。でも、その経験が何十年も経ってから絵本に
なるのですから、それも含めてなんだか素晴らしいなあ…と思いました。


◆かがくのとも 2019年2月号
「せんの はっけん」鈴木康広/作


◎作者紹介
 鈴木康弘 1979年、静岡県生まれ。
代表作に『まばたきの葉』、『ファスナーの船』『空気の人』など。
武蔵野美術大学准教授。

◎ストーリー紹介
 鉛筆でかいた線、みずでっぽうの線、こっぷのなかにできる線…。
このように身近もいろいろな線があります。さあ、いろんなせんを発見しよう。

◎絵本の特徴
 表紙は、おいしそうなサンドイッチの断面。平行に走るたくさんの線。
端から端までまっすぐに走る線には謎の気持ちよさがあります。
 作者の鈴木康弘さんは、身近なものを見つめなおす楽しさを体験できるような
作品をたくさん制作されているアーティストでいらっしゃいます。
その作品群はシンプルで洗練されていて、しかもユーモアがあり、現代的です。
この絵本は、そんな鈴木さんの魅力がぎゅっとつまっています。
 身近なありふれたものの中にあるまっすぐな線。
普段は通り過ぎて行ってしまうので、それがまっすぐな、美しい、線、
であったことにすら気付かない…。線の再発見。
その発見が世界を一変させたりはしないけれど、日常に彩りを与え、
その先に広がる世界の美しさをも再発見することができます。
 絵本の構成は、『問いかけ→答え』方式のオーソドックスなつくり、
「参加型絵本」ですが、子どもたちにとってこの答え合わせが
とても楽しいのだということを、読み聞かせの中で身に染みて感じています。
まずはクイズのようにいろいろな線を楽しみながら、やがて、
もっとスケールの大きな線の可能性に気づいて驚いてくれたらいいな、と思います。
そして、自分自身の身近にある線の存在を日常の中で楽しんでほしいです。

◎子どもの反応
 線の正体がわからないと言って一生懸命考えていましたが、ほとんどはずれ。
意外性を楽しみました。

◎読み手の感想
 同世代の作家さんなので、折に触れ作品に出会っています。
すっきりと明快な作品は、だれが見てもそのテーマや面白さを感じることが
できると思います。洗練された見せ方、くすっと笑ってしまうようなユーモアのセンス。
 子どもたちに伝える人として、これほどふさわしいひともいないかもしれません。
特に情報のあふれた現代では、たくさんの情報の真贋を見分ける目が生きていくために
必要になってきます。身近なものをつぶさに見つめる視線は、何よりも必要な能力に
なるかもしれません。見慣れたはずの風景も「線」に満ちた世界に早変わり。
「ここにも!「あそこにも!」と線の発見が楽しくなることでしょう。




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