2019年4月号紹介3

 えほんおじさんです。


 こどものとも0.1.2. 2019年4月号「あーそーぼ あーそーぼ」は
動物の赤ちゃんがモチーフ、やはり赤ちゃんには最強です。

そして「こどものとも」のまゆシリーズは、物語絵本として最強。
今回は雲に乗って縦横無尽、心に活力を呼び覚ましてくれます。


 それでは、今日もごゆっくりお楽しみください。


◆こどものとも0.1.2. 2019年4月号
「あーそーぼ あーそーぼ」 ひろのたかこ/文・絵


◎作者紹介
広野 多珂子(ひろのたかこ)
1947年愛知県生まれ。スペインのシルクロ・デ・ベーリャス・アルデスで美術を学ぶ。
主な作品は次の通り。

●ウィリーのぼうけん マーガレット・ワイズ・ブラウン/作 上條由美子/訳
●魔女の宅急便 角野栄子/作 福音館書店
●ねぼすけスーザのセーター 福音館書店
●ねぼすけスーザのおかいもの 福音館書店
●ねぼすけスーザとやぎのダリア 福音館書店
●ねぼすけスーザのおかいもの 福音館書店
●ねぼすけスーザのオリーブつみ 
●ねぼすけスーザとあかいトマト 
●ねぼすけスーザときいろいリボン 
●ねぼすけスーザのはるまつり 
●ちいさな魔女リトラ 福音館書店
●ぼくのもものき 福音館書店
●ぞうきばやしのすもうたいかい 廣野研一/絵 福音館書店
●ピーテル、はないちばへ 福音館書店
●ハートのはっぱかたばみ 多田多恵子/ぶん 福音館書店
●おひさまいろのきもの  福音館書店
●ちょうちょ くるかな 山下 恵子 文
●おさんぽ おさんぽ 
●あめだから あえる さとうち/藍文
●さんぽみちの オナモミ 
●かまきり じいっと じいっと 
●ねんね ねんね 
●みんな みんな ギーッ、トン! ごとう けいこ 作
●こねこが にゃあ 
●ハートのはっぱ かたばみ 多田 多恵子/ 文
●わんわん なにしてるの 
●はっぱのなかで みいつけた 
●おかえり!盲導犬ビーン 井上こみち/文 佼成出版社
●小道の神さま 竹内もと代/作 アリス館
●アキンボとマントヒヒ アレグザンダー・マコール・スミス/作 もりうちすみこ/訳 文研出版
●アキンボとアフリカゾウ アレグザンダー・マコール・スミス/作 もりうちすみこ/訳 文研出版
●アキンボとクロコダイル アレグザンダー・マコール・スミス/作 もりうちすみこ/訳 文研出版
●アキンボとライオン アレグザンダー・マコール・スミス/作 もりうちすみこ/訳 文研出版
●はるですよ 四季のえほん  柴田晋吾/さく 金の星社
●3びきめのひつじ クリスマス伝説 ひろのみずえ/再話 女子パウロ会
●帰ろう、シャドラック! ジョイ・カウリー/作 大作道子/訳 文研出版
●さんぽみちははなばたけ 佼成出版社
●ようこそこいぬレキのにわへ  教育画劇
●こんにちはおにさん 内田麟太郎/作 教育画劇
●やさいばたけははなばたけ 佼成出版社
●ごほうびは、ミステリーツアー エミリー・スミス/作 もりうちすみこ/訳文研出版
●風の生まれるかなたに 茂市久美子/作 くもん出版

◎ストーリー紹介
こねこがにゃあにゃあ あーそーぼ あーそーぼ
すると くろねこが いーいよ あーそーぼ
こいぬも こぶたも まあちゃんも
みんないっしょに あーそーぼ

◎絵本の特徴
 柔らかく温かなまなざしに見つめられて、幸福感に包まれる1冊。子猫や、子犬、子豚。
どの動物もしっかりとこちらを向いていて、赤ちゃんと目があいます。

 生まれたばかりの赤ちゃんはまだあまり目が見えていないけれど、
(見えてはいるが、ぼんやり)目を認識することはかなり早い段階からできるようです。
だから、ブルーナの絵本などもそうですが、まっすぐにこちらを向いた顔に安心するそうです。
 色や形もぼんやり、それで見分けられるものと見分けられないものがあるそうですが、
この絵本に出てくる赤いボールは赤ちゃんの認識しやすいものの一つです。
動物たちの目線に安心したのちは、赤いボールに興味を奪われることでしょう。
赤ちゃん絵本の正統派。基本に忠実だからこその魅力。
赤ちゃんと一緒に、ゆっくりと楽しい時間をお過ごしくださいね。

◎子どもの反応
 やはり、赤ちゃんには動物の赤ちゃんが最強。
こんなにも赤ちゃんが惹きつけられ反応がいい絵本も珍しい。


◎読み手の感想
 大人として読むと、動物たちのかわいらしさに心を奪われますね。
子猫や子犬のなんとも言えないフォルム。本来のフォルムよりも少し丸く
描かれているところにより親しみを感じます。猫をしばらく飼ってないけど、
猫と一緒に暮らしたいなあ、と絵本を読みながら思いました。
 寝起きに子猫にこんな顔をして見つめられたら最高ですね。
そういえば、寝起きの子どもの顔もものすごくかわいいですよね。
この絵本に出てきたまあちゃんのように起きてすぐにこにこすることがわが子にもあって、
私は言葉を失ってただただにこにこと見つめ返してしまう…ということが何度かありました。
 赤ちゃん絵本があまり必要なくなってしまった我が家ですが、012を読むと、
昔を思い出して幸せな気分になりますね。
 

◆こどものとも 2019年4月号
「まゆとそらとぶくも やまんばのむすめまゆのおはなし」富安陽子/文 降矢なな/絵


◎作者紹介
富安陽子
東京都生まれ。1989年『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、
1997年「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、
2000年『空へつづく神話』でサンケイ児童出版文化賞を受賞。
『やまんば山のモッコたち』はIBBYオナーリスト2002文学作品に選出。
2011年、『盆まねき』で第49回野間児童文芸賞、第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。


◆やまんばのむすめまゆのおはなしシリーズ 
富安 陽子 文 / 降矢 なな 絵
●まゆとおに 
●まゆとうりんこ 
●まゆとりゅう 
●まゆとうりんこ 
●まゆとかっぱ 
●まゆとおおきなケーキ 
●まゆとブカブカブー 
●まゆとそらとぶくも 
●やまんば山のモッコたち 降矢奈々/画

◆小さなスズナ姫シリーズ
 ●1、小さな山神スズナヒメ 
 ●2、スズナ沼の大ナマズ 
 ●3、大雲払いの夜 
 ●4、くらやみ谷の魔物  

●菜の子先生がやってきた! 学校ふしぎ案内・つむじ風の一学期  YUJI/画
●菜の子先生は大いそがし! 学校ふしぎ案内・あらしを呼ぶ二学期  YUJI/画

◆ムジナ探偵局シリーズ おかべりか絵 童心社
 ●満月池の秘密 
 ●闇に消えた男 
 ●なぞの挑戦状 

●ドングリ山のやまんばあさん  大島妙子/絵 理論社
●キツネ和尚と大フクロウ  長野ヒデ子/絵 あかね書房
●ほこらの神さま  小松良佳/絵 偕成社
●幽霊屋敷貸します  篠崎三朗/絵 新日本出版社
●かくれ山の冒険  富安陽子画 PHP研究所
●かぐら山の大男  村上勉/絵 あかね書房
●空へつづく神話  広瀬弦/絵 偕成社
●ねこじゃら商店へいらっしゃい  井上洋介/絵  ポプラ社
●ぼっこ  瓜南直子/絵 偕成社
●だんだら山のバク博士  高谷まちこ/絵 理論社
●レンゲ畑のまんなかで  降矢奈々/絵 あかね書房

●画家紹介 
降矢なな
1961年、東京に生まれる。
1992年からチェコスロバキアに渡りブラチスラヴァのブラチスラバ美術大学で
ドゥシャン・カーライ教授に師事を賜り版画を学ぶ。
当地でスロバキア人の画家ペテル・ウフナール(Peter Uchnar)と結婚し、スロバキアに暮らす。

主な作品は以下の通り
●めっきらもっきら どおんどん  長谷川摂子さく
●きょだいなきょだいな  長谷川摂子さく
●ちょろりんのすてきなセーター 
●ちょろりんととっけー 
●ねえ どっちがすき? 安江リエ作
●おっきょちゃんとかっぱ  長谷川 摂子
●あいうえおうた 谷川 俊太郎
●まゆとおに 富安陽子作
●まゆとうりんこ 
●まゆとりゅう 
●まゆとうりんこ 
●まゆとかっぱ 
●まゆとおおきなケーキ 
●まゆとブカブカブー 
●まゆとそらとぶくも 
●やまんば山のモッコたち 富安陽子作

◎ストーリー紹介
 北のお山のてっぺんの三本杉の木の下に、小さな家がありました。
その家には、せいたかのっぽのやまんばと、やまんばの娘のまゆという女の子がすんでいました。

ある日 まゆは、やまの原っぱで小さな白い雲をみつけました。
まゆはのろうとしましたが、なかなかのれません。
格闘のすえ、やっとのことで雲にのることができたまゆ。
雲はまゆをのせてバビューン!と、とんでいきます。
雲のむかったさきは、がけのとちゅうの松の木でした。
松の木には、ひっしでしがみついている男の子。
なんとかたすけようとするまゆ。
そのとき、やまからおおきなかぜがふきおります…。

◎絵本の特徴
 富安陽子さんと降矢ななさんの、大人気シリーズ
「やまんばのむすめまゆのおはなし」の最新作です!!
 今回のまゆは、くもにのって大空を縦横無尽に飛び回ります。
息をつかせぬ展開にどきどき。大胆な構図でスピード感たっぷりに描かれた絵、
小気味の良いリズムで読むひとをぐっとひきこむ文章。そのどちらをとっても、
期待を裏切らない面白さです。

 力持ちで、勇気があって、元気いっぱいのまゆ。大人とも同等に渡り合えるまゆ。
まゆは子どもたちの憧れを具現化したような存在です。ヒーローみたいに神格化された
存在ではなく、あくまでも等身大の、隣にいる楽しいお友達として描かれているところに、
余計に子どもたちは惹かれるのだろうと思います。まゆが女の子だというのも大きな
ポイントですね。従来の女の子のイメージからはみ出したまゆは、リンドグレーンの
「ながくつしたのピッピ」にもどこか通じます。
自由で、でも心の中にまっすぐな正義感を持っていて、(自由人であるということと、
無法者であるということはぜんぜんちがうんだな、と子どもの本に教えられますね!)
しなやかで、強い。この魅力を描きだせるのは、長い間の社会通念としての“女の子”や
“子ども”が土台にあってそれを壊すという意味が付加されている、という暗黙の了解が
あるからこそ成り立つのではないかと思います。子どもたちの、子どもたちなりに感じて
いる抑圧からの解放を、心ゆくまで味わいつくしてほしいです。そして、来るべき新しい
世界の、新しい価値観を作っていく土台の一部になっていくことを願います。

◎読み手の反応
 子どものころ、「やまんばやまのモッコたち」が大好きでした。
何回も何回も繰り返し読んで、その世界に浸っていました。
本を読んでいる間は主人公のけいたと同化して、まゆと遊びました。
あの頃は子どもなりにつらいことがたくさんありましたが、
まゆのお話を読んでいるとすべてを忘れられました。

 そのまゆが絵本になったと聞いて、絵本のまゆを読んだのは大人になって
ずいぶん経ってからです。どうしても子どものころの「モッコたち」の
イメージが頭の中でしっかりと根付いてしまっているので、絵本版は正直
ちょっと違うな…という感じがしました。私が今子どもで、子どもとして
この絵本に出会っていたら、もし絵本のほうが先だったら、多分違う印象を
持ったことだろうと思います。そういう意味では、まゆの絵本版にどっぷり
入り込めなくて残念ですが、子どもたちがその魅力に取りつかれる気持ちは
十二分にわかります。




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