寄り添うこと

 えほんおじさんです。


赤ちゃんには「ぴったりこ」と寄り添いたいですね。なんとも気持ちがいい。
この「こどものとも0.1.2 」絵本も、文字通り「ぴったりこ」隙間さえありません。

年中さん、少しずつ少しずつ、子どもたちは離れていきます。
でも、一緒に散歩しながら歌を歌えば心は「ぴったり」です。
しかもその歌のリズムが良ければ最高!!
「たんぽぽのはらへ たんぽぽさんぽ んぽ んぽ んぽぽ んぽ んぽ んぽぽ」
(声を出して歌ってみてください)


 それでは、今日もごゆっくりお楽しみください。

◆こどものとも0.1.2 2020年4月号
「ぴったりこ」 木坂涼/文・及川賢治/絵


◎作者紹介
・木坂涼 埼玉県生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒。詩人。児童文学作家、翻訳家。1
987年、詩集『ツッツッと』で第5回現代詩花椿賞受賞。
1997年詩集『金色の網』で芸術選奨新人賞受賞。詩集に「木坂涼詩集」。
翻訳に「エマのたび」「パリのエマ」。

絵本に「みんなおっぱいのんでたよ」「かげはどこ」「からだのなかで ドゥン ドゥン ドゥン」
「あさですよ」「スズムシくん」「わたしも かぜに なれるのよ」「にわとりかあさん」
「とんとんとん おとがしますか」「だっこし〜て だっこし〜て」「おっぱい いっぱい のんだ こは」
「とりの こもりうた」「しゃっくり ヒック」「どうどう どうぶつ」
などがある。


◎画家紹介
・及川賢治 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。100%ORANGEとしても活動。
イラストレーター。
『よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし』で第13回日本絵本賞大賞を受賞(2007年)。
「雑誌・母の友』表紙担当。絵本に「ぶぅさんのブー」「だっこだっこだーいすき」「よ・だ・れ」
「バナナのはなし」「ちゃぷちゃぷ ぷーん」「もぐとぐると うみかぜごう」「ひもが いっぽん」などがある。

◎ストーリー紹介
 『ほら ちいさな うしさんが とことことこ とことこ とん! おなかのしたに ぴったりこ』
小さなカンガルーも、お母さんのお腹のポケットにすっぽりこ。
おさるさんも、お母さんの背中にのってぺったりこ。いろいろな動物の子どもがやってきて、「ぴったりこ」。

◎絵本の特徴
 鮮やかな色!! はっきりした、でも柔らかさを感じる線。赤ちゃんの目にはどう映るのでしょうか。
赤ちゃんの目になってこの絵本を見てみたいな、と思います。
 赤ちゃんの目は対象をぼんやりと見ていると言われています。
曖昧な色はとらえにくいので、はっきりした色や形を好む傾向にあるとか。
まだ“言葉”の世界にいない赤ちゃんの反応を追った結果そういう仮説が立てられているのでしょう。
 この絵本のように鮮やかな色と線は、赤ちゃんの興味を引くことは間違いありません。
そして、おかあさんの肌にぴったりとくっつく安心感もこの絵本の魅力ですね。
隙間なくぴったりと寄り添う親子は、幸福にはっきりとした形があるとしたらこういう形なんだろうな、と思います。

◎読み手の感想
 及川さんの絵は、かわいいですね。どの絵本も、どの絵本もかわいい。
その“かわいさ”は、普遍的なかわいさなのではないでしょうか。
おそらく、色々な国で受け入れられる“かわいさ”です。
 角のないフォルム、線の強弱、その全てが“かわいい”に向かって全力です。
そして、そのかわいさに媚びが無いところが良いですね。
こういう絵柄で媚びると、全体がいやらしくなってしまいます。そのバランス感覚が見事なんだろうなあ…。


◆こどものとも年中向き 2020年4月号
「もぐたさんの たんぽぽさんぽ」 小野寺悦子/文・伊藤夏紀/絵


◎作者紹介
・小野寺悦子 岩手県生まれ。岩手県立水沢高等学校卒。放送会社勤務後、創作活動に入る。
1994年、『これこれおひさま』(のら書店)で、第42回産経児童出版文化賞推薦受賞。
詩集に「レモンあそび 小野寺悦子少年詩集(1985)」。
絵本に「さあ あてて ぼくはだれでしょう?」「どろんばあ」「あーといってよ あー」
「もじもじこぶくん」「つららが ぽーっとん」「ぺろぺろりん」「でんきの でばん」
「こうま」「しょぽろしょぽろ まちのかわ」「100ぴきのひつじ」「やまの ゆき みてたらね」
「さあ あてて ぼくは だれでしょう」「ゆきのひのおかいもの」「しーっ あれは なんの おと?」
「あいうえどうぶつ おやつはなあに」「ぴったりこん」「あいうえどうぶつ おしごとなあに」
「どろん ばあ」「かむんだよ」「やまがあってね」などがある。

◎画家紹介
・伊藤夏紀 1981年、東京都生まれ。第3回MOE創作絵本グランプリ 佳作(2014年)。
絵本に「ようこそ!ティールームことりへ」「ハンカチやさんのチーフさん」などがある。

◎ストーリー紹介
 春のある日、もぐらのもぐたさんはお弁当をもってたんぽぽのはらへでかけました。
「たんぽぽのはらへ たんぽぽさんぽ んぽ んぽ んぽぽ んぽ んぽ んぽぽ 」
そのとき、ぶーん ぶぶーん、という音。もぐたさんがふりかえってみると、みつばちでした。
「たんぽぽのはらへいくんでしょ? いっしょにいってもいい?」
もぐたさんと、みつばちはいっしょに歌いながら行くと、楽しい歌に誘わて、
ありと、はなむぐりと、かまきりもどきや、かわらひわも加わり、うたいながら行くと…。

◎絵本の特徴
 うきうきする春の気持ち。陽ざしは、ぽかぽか。重たい服も脱いで、お出かけしたくなりますね。
「年中版こどものともの4月号」は、そんな気分にぴったり。
「たんぽぽのはらへ たんぽぽさんぽ」という、小気味のいいリズムがクセになる、楽しい絵本です。

 ストーリーは単純で、子どもたちが大好きな繰り返しの文章。
「いっしょにいってもいい?」「どうぞ どうぞ」のくだりは、“ぞうくんのさんぽ”を彷彿とさせます。
これこそ「ものがたり絵本」の入門絵本。それに、やっぱり散歩は仲間が一緒のほうが嬉しい。
歌いながら列になって歩くと、楽しさは倍増します。

 4月から、初めての園生活が始まる子たちもたくさんいるでしょう。
ちょっと緊張してドキドキしてしまう子どもたちに、共通の話題としての絵本が真ん中にあれば、
どうでしょう? きっと、絵本を中心に輪が広がることと思います。
 みんなで、“んぽ んぽ んぽぽ”と歌えば、すぐに仲間になれるかもしれませんね。
園での集団の読み聞かせに向いている絵本だと思います。

◎読み手の感想
 明るい色合いと明るいもぐたさんの笑顔が印象的です。
もぐたさんは、たんぽぽのようにまるっこくて可愛らしい造形をしています。
たぶん、たんぽぽに寄せたのかな? と思います。もぐらとしての造形を保つことと、
たんぽぽというキーワードが根底に流れ続けていること。
その両立はなかなか難しかったのかな、と思います。
もぐたさんの、もぐららしくなさは、少し私としては残念です。
絵本におけるかわいらしさの追求が、登場するキャラクターたちの骨や筋肉を奪っているような…。
 文章を書かれた小野寺さんの絵本はいろいろ読んでいますが、特にお気に入りは
「あーといってよ あー」ですね。いろんな園で読ませていただいていますが、子どもたちに大人気です。
小野寺さんの文章は、集団での読み聞かせに本当にぴったりです。
声に出してよむ音とリズムがちょうど良くて、読みやすい。
この絵本も、読んでいてとても気持ちよかったです。




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