ケロリンピック

 えほんおじさんです。

 新コロナウイルスにまだまだ気を許すことはできません。
世界中で猛威を振るっています。
高齢なのと、過去の肺疾患を抱える私は恐怖を感じざる得ません。

 それに、オリンピック開催は延期になってしまいました。
でも、カエルの世界では、オリンピックのことを「ケロリンピック」といい、
四年に一度開かれるようですが、
今回も「ちょっと残念なお天気です(カエルはかんかん照りは苦手)」
だったけれと問題なく行われました。
この際、私たち人間はオリンピックが始まるまで、
この「ケロリンピック」の方を楽しんだ方がいいかもしれません。
新刊紹介です。


 それでは、今日もごゆっくりお楽しみください。

◆「ケロリンピック」 大原悦子/文 古川裕子/絵


◇読んであげるなら5・6才から
◇自分で読むなら小学低学年から

◇ジャンル
・ファンタジー絵本

◇シチュエーション
・寝る前に絵本
・読み手と子どもが絵本世界の中で一緒に遊べる絵本

◎著者紹介
・作者 大原悦子 1958年、東京都生まれ、埼玉県在住。
1982年から99年まで朝日新聞社で記者として働き、その後フリーランスに。
津田塾大学ライティングセンター客員教授。

著書
『ローマの平日 イタリアの休日』(コモンズ)
『フードバンクという挑戦? 貧困と飽食のあいだで』(岩波書店)
絵本
『カタッポ』山村 浩二/絵(こどものとも 2014年1月号)

・画家 古川裕子
1978年生まれ。2000年、関西外国語大学卒業。
京都インターナショナルアカデミー絵本研究科にて絵本制作を学ぶ。絵本作家の末崎茂樹氏に師事。

・著書
『じゃあねじゃあねかあさんどうする?』
『でてこいおいも』

・絵本
今作がはじめて。

◇ストーリー紹介
 ケロリンピックはカエルのオリンピック。夏のはじめに池のまわりでひらかれます。
小枝を使った棒高跳びや、葉っぱを浮かべたボートレースなどなど。
 この日はあいにくのかんかんでり、カエルたちは大の苦手。
それでもカエルたちは懸命に走ったり飛んだりしてもうふらふらです。
大会の最後を飾るのは、水泳競技の25ケロメートル自由形。
100匹のカエルたちが池の端にずらりと並び、一斉に勝負に臨みます。
観客たちは「フレーフレー」とそんなカエルたちを精一杯に
応援します。
 「フレーフレー」を聞きつけたお天気の神様は、その掛け声を「降れ降れ」と勘違い。
天から雨を降らせます。元気になるカエルたち。応援の声も一層高らかになります。
するとそれを神様は雨が足りないと思い込みたくさんの雨を降らせます。さあ、池は大洪水。
さすがのカエルたちも泳ぐことができません。でも、大好物のコオロギクッキーが賞品だと
聞いたカエルたちは一転、荒波を超えて泳いでいきます。

◇絵本解説
 "カエルたちの声がきこえてきそうです。画面に収まりきらないくらいにあふれかえる
カエルたちは一体何匹ぐらいいるのでしょうか?
 500匹いやいや、1000匹くらいか10000匹くらいか。
とにかくたくさんのかえるが、一堂に会するカエルのオリンピック大会、ケロリンピック。

 それだけたくさんのカエルがみんな大声で「フレーフレー」と叫ぶんですから、
もちろんおてんきの神様にだって届くでしょうね。
おてんきの神様は花柄の服に身を包んだおしゃれな神様です。
男性的な体つきですが女性かもしれない、強そうだけどどこか情けなさも持つ、
親しみやすい神様として描かれています。この神様の勘違いが物語に勢いと弾みをつけ、
神様が降らせる雨のごとく押し流していきます。

 文章の中に“かえる”をもじった言葉遊びがたくさん出てきますが、「フレーフレー」と、
「ふれふれ」の混同も言葉の音と意味のつながりの面白さを意識させます。
この絵本は最初に物語ありきで作られたものだと推測しますが、文章を書かれた方の言葉への
研ぎ澄まされた感性を絵のおおらかさで受け止めるという、文章を書かれた方と、
絵を描かれた方が違う絵本ならではのコラボレーションの面白さがあります。
 子どもと読むのにおすすめの絵本です。正直、私の好みの絵ではなかったので、
「うーん」と思って読み始めましたが、内容についつい引き込まれて最後には
「楽しい絵本じゃん」という結論に達しました。それは子どもたちが私に教えてくれたことです。
多分、一人で読んでいたらこの楽しさはわからなかったかもしれないでしょう。
子どもたちが、画面の中のカエルたちが何をしているのかをいちいち発見して喜ぶので、
その時間がとても楽しかったです。
 その世界の中で一緒に遊べる絵本、というのがジャンルとして確立されているように思いますが、
その中でも大人も子どもも無邪気に遊べる絵本、となるとぐっとその数を減らします。
そういう意味では数少ない良質な世界観をもった絵本ではないでしょうか?

 四歳の子と二歳の子に、一緒に読んでやると、なんども繰り返し読まされました。
たくさん描かれているカエルが一匹一匹何をしているか念入りに眺めていました。
おなかをだして泳ぐシーンでは、下の二歳児が大うけしていて、上の子もわたしも
つられて笑ってしまいました。




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